『ドクター・フー』元ショーランナー、シーズン14で復帰を決めた理由とは?

人気SFファンタジードラマ『ドクター・フー』でシーズン5までクリエイター&ショーランナーを務めたラッセル・T・デイヴィースが、シーズン14で復帰を決めた理由について語っている。

1963年から1989年まで、イギリスで旧シリーズとなるオリジナル版が放送された後、2005年にラッセル・T・デイヴィースがリバイバルさせて以来、シリーズはイギリスを代表する番組として今もなお絶大な人気を誇っている。

『ドクター・フー』ショーランナーがカムバックした理由とは?

その立役者となったデイヴィースは、一度はシリーズを離れたものの、なぜ以前のショーランナー、クリス・チナブルから任務を引き継ぎ、シーズン14でカムバックすることに決めたのだろうか。英 Radio Timesのインタビューに応じたデイヴィースが、その質問に答えている。

「今までになかった形で物語を伝える、まったく新しい方法が登場しているので、新鮮に感じます。もし新しく感じられなかったら、私は戻っていなかったでしょう。ですが、どのエピソードも新しく感じられるのが『ドクター・フー』なのです。今、私はここに座って、クライマックスから10ページ離れたシーンのことを考えています。“以前は、この領域で執筆したことはなかったな。これは奇妙で新しい”とね。だから常に新しく、自分を一新できる番組なんです」

『ドクター・フー』は長い歴史を誇る番組だが、そこに捕らわれることなく、毎エピソードごとに新しい何かにチャレンジできる新鮮さが魅力であり、そういった点が復帰を決めた理由だと語っている。

なお、シーズン13をもってドクター役を降板したジョディ・ウィッテカーの後任は明らかになっておらず、誰が新ドクターを演じるかにも注目が集まっている。デイヴィースが新たに牽引していくシーズン14は、旧シリーズの放送開始から60周年となる2023年11月に英BBCにカムバックする予定だ。誰が新ドクターに抜擢され、どんな物語が繰り広げられるのか、デイヴィースの手腕の見せどころとなりそうだ。

(海外ドラマNAVI)

\『ドクター・フー』を観るならココ!/

U-NEXTで観る

 

(2022年5月時点での情報です)

海外ドラマバナー

Photo:『ドクター・フー』©Henrik Knudsen