【スターチャンネルEXランキング】アカデミー賞監督&俳優たちによる映画級シリーズが上位独占!

動画配信サービス「スターチャンネルEX」で、4月最も多く視聴された番組のランキングを発表! 独占作品を中心に日本初上陸の最新海外ドラマとスターチャンネルの厳選・激レア映画が揃う中、トップ10にランクインしたのはどの作品か。ドラマ部門と映画部門に分けてチェック!

スターチャンネルEXランキング

海外ドラマ

1 スモール・アックス(字幕版)
2 ランドスケーパーズ 秘密の庭(字幕版)
3 ハンニバル (吹替版) ↑
4 ビースト・マスト・ダイ/警部補ストレンジウェイズ(字幕版) ↓
5 2034 今そこにある未来(字幕版) ↓
6 The Tudors ~背徳の王冠~ (字幕版) ↑
7 スパルタカス (吹替版) ↓
8 フォーティチュード/極寒の殺人鬼(吹替版) ↓
9 原潜ヴィジル 水面下の陰謀(吹替版) ↓
10 謎の円盤UFO(吹替版) ↓

映画

1 続エマニエル夫人(吹替版)火曜映画劇場版
2 さよならエマニエル夫人(吹替版)木曜洋画劇場版
3 チャタレイ夫人の恋人(1981)(字幕版)
4 昼顔 (字幕版)
5 ナイル殺人事件(1978)(字幕版)
6 恍惚
7 アウトポスト(字幕版)
8 愛人/ラマン(字幕版)
9 奴らを高く吊るせ!(吹替版)日曜洋画劇場版
10 ニードフル・シングス(字幕版)

『スモール・アックス』

ドラマ部門では、新作2本がトップを独占。1位に輝いたのは長編3作目『それでも夜は明ける』がアカデミー賞作品賞に輝いた天才監督スティーヴ・マックィーンが贈るアンソロジーシリーズ『スモール・アックス』。全5話それぞれ1時間以上とシリーズでは珍しい長編映画のような長さ。クオリティも映画顔負けで、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションに第1話「マングローブ」と第2話「ラヴァーズ・ロック」が選出されたほか、ロサンゼルス映画批評家協会賞では、名だたる映画をおさえて最優秀作品賞を受賞。これはTVシリーズとして初の快挙で、シリーズの可能性を感じさせた。

ジョン・ボイエガ(『スター・ウォーズ』シリーズ)主演で差別主義的な警察組織を内部から変えようとした男を描く第3話「レッド、ホワイト&ブルー」や、支援学校に入れられたカリブ系黒人の子どもたちを描く第5話「エデュケーション」など、様々な角度で監督のルーツであるカリブ系移民コミュニティに迫る中、ぜひとも見てほしいのがやはり第1話。『ブラックパンサー』『ブラック・ミラー』のレティーシャ・ライトや『DEVILS ~金融の悪魔~』のマラカイ・カービーらが集結し、実在した勇者“マングローブ9”を熱演。心が揺さぶられる展開はもちろん、画面から匂いが伝わってくるほど色彩豊かに描かれた人々の日々の生活の描写にも注目してほしい。

2位にはオリヴィア・コールマン主演クライムコメディ『ランドスケーパーズ 秘密の庭』がランクイン。『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『ファーザー』『ロスト・ドーター』で2年連続同賞ノミネートを果たしているオリヴィアだが、『ナイト・マネジャー』『ザ・クラウン』『Fleabag フリーバッグ』そして本作とTVシリーズこそ彼女の才能を堪能できる場のように思える。今回はオリヴィアの実の夫エド・シンクレアがイギリスで実際に起きた事件を基に脚本を執筆。夫婦で共同経営するサウス・オブ・ザ・リバー・ピクチャーズが製作に参加した。作品中の夫役は『ハリー・ポッター』シリーズのルーピン先生役で知られるデヴィッド・シューリスが務めており、これ以上ない実力派俳優二人が描き出す空想と現実の狭間を捉えたドラマに唸らされるはずだ。

さらに『ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密』公開も話題のマッツ・ミケルセンが主演を務める『ハンニバル』も3位に急浮上。北欧の至宝とも呼ばれるマッツの魅力が、またしても日本列島を席巻中!?

『ハンニバル』

 

映画では、先月に引き続き激レア地上波吹替え版の貴重作が上位に並ぶ中、新たにスコット・イーストウッド主演の戦争映画『アウトポスト』が初登場7位に。オーランド・ブルームら豪華俳優が出演する中、実際の兵士も撮影に参加。リアルさが追求された迫力ある映像を見ることができる。

さらに10位には懐かしの『ニードフル・シングス』も登場。スティーヴン・キング原作の同名小説を映画『エクソシスト』のメリン神父役や『ゲーム・オブ・スローンズ』の三つ目の鴉役で知られるマックス・フォン・シドーと『ウエストワールド』でお馴染みエド・ハリス主演で映画化したホラー。2018年にキングが創り出した世界観に着想を得てオリジナルのストーリーが用意された海外ドラマ『キャッスルロック』が発表された際には、再び注目度が急上昇。というのもタイトルにもなっている“キャッスルロック”は、まさに『ニードフル・シングス』の舞台にもなっている架空の町で、舞台だけでなくエドが演じたアラン・パングボーン保安官が再登場するなど、密接な繋がりが用意されていたのだ。時代と共に公開当時にはなかった新たな見どころが加わった、他ではなかなか見ることのできない『ニードフル・シングス』をこの機会にぜひ。

『ニードフル・シングス』

さらにキングファンにおすすめの『チャペルウェイト 呪われた系譜』もスターチャンネルEXで配信中。映画&海外ドラマでキングの世界観を味わい尽くしてみては?

(KanaKo)

Photo:『スモール・アックス』(C) McQueen Limited/『アウトポスト』(C) OUTPOST PRODUCTIONS, INC 2020/『ランドスケーパーズ 秘密の庭』© Sister Pictures Limited 2021. All Rights Reserved./『ハンニバル』© 2014 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved./『ニードフル・シングス』(C)1993 Castle Rock Entertainment. All Rights Reserved.