共感を集めるヒーロー『ムーンナイト』!バットマンやヴェノムとの共通点は“二面性”?

Disney+(ディズニープラス)にて、本日16時より第5話が配信されたオリジナルドラマシリーズ『ムーンナイト』。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)史上最もミステリアスな“複数の人格”をもつ闇のヒーロー〈ムーンナイト〉の姿が描かれる本作は、配信開始となるや否や、SNSにて「めちゃくちゃ惹き込まれた!」「共感ポイント多すぎ!」などの声が多数寄せられているというが、その理由について監督らが語っている。

『ムーンナイト』あらすじ

主人公は、国立博物館のギフトショップで働く穏やかな男スティーヴン・グラント。夜通し身に覚えのない“狂気にみちた残酷”な記憶に怯えていたが、それは自身の内に存在する凶暴な人格マーク・スペクターが原因であることを知る。マークに“ある力”が宿るとき、純白のスーツに身を包んだ闇のヒーロー〈ムーンナイト〉が誕生する――。

『ムーンナイト』場面写真

本作で監督を務めたモハメド・ディアブは、〈ムーンナイト〉が人々の共感を集める理由について、「マークとスティーヴンがどのように共存するかを学んでいく姿は、観る者の共感を誘うんだ。僕らは誰しも、自分たちが持つ欲望や、悪い考えの仮面を被っているからね。人生を通して、そうした仮面と共存できるか葛藤するんだよ」と分析。体の主導権を巡り反発し合っていた 2 人が、次第に自身の違った一面を理解して受け入れていく様子が人々の共感を誘っているのだという。

世界的大ヒットを記録した『ダークナイト』に登場する〈バットマン〉も、両親を犯罪者に殺されたトラウマに苦しみながら経営者として働く傍ら、街の人々の守るという“二面性”を持つ闇のヒーロー。以前、主演のクリスチャン・ベイルは、主人公ブルース・ウェインについて、「ブルースは多重人格者みたいだよ。バットマンは主人公に内在するいくつもの人格の延長のようなものなんだ。トラウマを抱える内気な子供のような一面がある一方で、誠実で世の中を正したいと思い、時に獰猛な性格になるバットマンがいるんだ」と、〈バットマン〉が持つ陰と陽の部分を指摘していた。

そして、先日最新作が公開された「ヴェノム」シリーズの主人公エディ・ブロックもまた、真実を追求するジャーナリストでありながら、謎の生命体〈ヴェノム〉に寄生され凶暴性が増す自分に悩まされるという“二面性”をもった闇のヒーロー。次第に互いを認め、地球を救うため協力する姿を見せてくれた。

〈バットマン〉や〈ヴェノム〉とどこか通じるものを持った〈ムーンナイト〉。彼と対峙する宿敵アーサー・ハロウを演じるイーサン・ホークは、「これは傷ついた主人公が自分自身の様々な側面を受け入れ、学んでいく物語なんだ。それができると彼は本当に強くなる。この作品を観る人が、主人公のように自分の色んな一面を受け入れ、愛することができれば嬉しいね」と、作品に込めた想いを語っている。

『ムーンナイト』場面写真

MCU 史上最もミステリアスなアクション・サイコスリラー『ムーンナイト』は毎週水曜日 16時より日米同時配信中。

\月額990円~/

\ドコモユーザーはこちら/

 

海外ドラマ好きにディズニープラスがおすすめな理由
こんな記事も読まれてます

(海外ドラマNAVI)

\月額990円~/

\ドコモユーザーはこちら/

 

海外ドラマ好きにディズニープラスがおすすめな理由
こんな記事も読まれてます

Photo:『ムーンナイト』(C)2022 Marvel