オリヴィア・コールマン主演『ランドスケーパーズ 秘密の庭』特別映像初公開

妻の両親を殺害し家の裏庭に埋めた夫婦が15年後に逮捕されるというイギリスで実際に起きた事件を『チェルノブイリ』の製作陣と英SKY&米HBOがドラマ化した『ランドスケーパーズ 秘密の庭』。4月22日(金)からのスターチャンネルEXでの全話配信にあわせオリヴィア・コールマンとデヴィッド・シューリスらが本作で描かれた“愛”についてインタビューに答えた、特別映像が初公開となった。

『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞を受賞したオリヴィア・コールマンと、『ハリー・ポッター』シリーズのルーピン先生役でお馴染みのデヴィッド・シューリスが夫婦役で共演。殺人を犯しておきながらその現実から逃避し15年も普通に生活していたという一見地味で平凡だが謎多き中年夫婦を見事に演じている。

インタビューで、クリスを演じたデヴィッドは「人は愛のために何でもする。時に愛だとはき違えてもね…」と愛が持つ原動力の強さについて述べると、すかさずオリヴィアは「でも殺人を犯す? 頼まれたことないけれど…」と笑いながら言及。

監督・脚本・製作総指揮のウィル・シャープは本作について「これはラブストーリーでもある。僕らは物語を通して登場人物たちが描き出すいろんな形の“真実”を探っていく」とキャラクターに真摯に向き合ったことを明かす。

スーザンの役柄についてオリヴィアは、「彼女の空想の世界は演じていて本当に楽しかった。彼女がロマンチックだと思うものは分かりやすく、恋愛映画や西部劇、ヒーローものの影響を受けている。クリスは彼女にとって正義の味方ゲイリー・クーパーで、助けてほしかっただけ」とキャラクターに思いを寄せた。

一方デヴィッドは、「クリスはスーザンの空想世界、彼女にとっての現実世界のために尽くした。でも自分の人生を捨てたつもりはないんだ。彼にとっては彼女が現実だ」とクリスの持つ正義を語る。スーザンとクリスの関係性について、「彼らはとても愛し合っていて、それは相手も同じだと信じていると思う」と語るとオリヴィアは「理想の愛」と続ける。

「妄想的な部分があってもお互いに対する愛というのが根底にあったと思う。彼らは罪を認めないようお互いを管理し合っていたんだ。彼は普段から事件のことを話題にしてはいけないと15年もの間考えていたんだろう」と現実と虚構のはざまで揺れる演技に苦悩があったことをデヴィッドが明かすと、最後に「“愛は人を愚かにするか”って? 個人的には同意だが詳細は言えない」と語り、オリヴィアがすかさず「あとで教えて」と二人の阿吽の呼吸が感じられるチャーミングなやり取りも。

夫婦当人たちにとっては“理想の愛”を追求した究極のラブストーリーであるといっても過言ではない、話題ドラマをぜひこの機会に全4話一気見してみてほしい。

『ランドスケーパーズ 秘密の庭』放送・配信情報

【配信】スターチャンネルEX
<字幕版・吹替版>全話配信中
【放送】BS10 スターチャンネル
【STAR1 字幕版】5月16日(月)より放送開始 毎週月曜23:00ほか
★5月8日(日)第1話先行無料放送★
【STAR3 吹替版】5月18日(水)より 毎週水曜22:00ほか
作品公式サイト:https://ex.star-ch.jp/special_drama/qs24D

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