大ヒット超常現象ドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』でサム・ウィンチェスターを演じたジャレッド・パダレッキは現在、米CWの『Walker(原題)』に主演している。兄ディーンを演じたジェンセン・アクレスは監督として同作に参加し、仕事場でジャレッドと再会したときのことを米TV Lineに語った。
『Walker』は、米CBSにて1993年から8シーズンにわたり放送された『炎のテキサス・レンジャー』のリブート版。犯罪に巻き込まれた妻を失った後、2年間にわたる重要事件の潜伏捜査を終え故郷テキサスに戻った主人公コーデル・ウォーカー(ジャレッド)。州警備隊テキサス・レンジャーとして街の安全を取り戻すために活躍する彼が、母のいない子どもたちとの接し方に戸惑いつつも、家族の絆と街の平和のために全力を尽くす姿が描かれる。
同作のシーズン2でエピソード監督を務めたジェンセンは、再びジェンセンと一緒に仕事をしたこと、『SUPERNATURAL』とは別の作品で彼と再会した胸中を明かしている。
「もし、ジャレッドと一緒にスクリーンに映ることがあれば、速攻でその準備をする気がするんだ。だから、彼とスクリーン上で共演するのではなく、ジャレッドがこの作品の新しいキャラクターになるためのスペースを確保できたのは良いことだったよ。だって、サムとしてのジャレッドを知っているだけでなく、ジャレッド本人のこともとてもよく知っているからね。
おそらく、この地球上の誰よりも彼の顔を見つめ続けてきた。彼の特徴、表情、リアクション、すべてを目にしてきたんだ。だから、どれも僕にとっては馴染みのあるものだった。ただ、色々なバリエーションがあるというだけでね。
そして、他のキャスト以上に、撮影現場では楽しい時間を過ごすことができたよ。ジャレッドと私が面白いと思ったことがあったんだ。“(『SUPERNATURAL』で)15年間も繰り返してきたジョークが、今になってまた別の人にウケているのはすごいことだ! 自分たちのジョークを聞いてくれる人がここにはいるじゃないか!(笑)”ってね」
また、本作では二人のティーンエイジャーを持つ父親を演じるジャレッド。ジェンセンにとっては、兄弟として15年過ごしてきたわけだが、何か新しい発見はあったのかと聞かれ、「(サムとしてより)ジャレッド・パダレッキとしての彼を知っている」とし、「ジャレッドがプライベートでどういう父親なのか見ているし知っているから、彼がドラマの中で実生活と同じように父親役を演じるのを見れたのはとても嬉しかった。父親というキャラクターを演じているジャレッドは、私の目にはとても自然なことのように映ったよ」とサム役からの違和感がないことも話した。
そして、ジェンセンは、本作の出演について、スケジュール上今は厳しいが、話は出ているとも明かした。さらに、インタビューでは『SUPERNATURAL』についても触れられ、リブートや映画版の製作話が出たら、ジェンセン&ジャレッドのペアが再び見られるだろうと述べた。
(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェンセン・アクレス&ジャレッド・パダレッキ ©Faye S/Famous