ナショナル ジオグラフィックのDisney+オリジナルドラマ『A Small Light(原題)』に『ピーキー・ブラインダーズ』のジョー・コール、『レイ・ドノヴァン』のリーヴ・シュレイバー、『ザ・モーニングショー』のベル・パウリーらが出演すると米Varietyが伝えている。
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注目の次世代イギリス人男優、『シークレット・アイズ』ジョー・コール
近年、ハリウッドは空前のイギリス男優ブーム。トム・ヒドルストン、ベネディクト・カンバーバッチ、エディ・レッドメイン、ベン・ウィショー、トム・ハーディなど様々なタイプの男優が活躍する中、二人のオスカー女優、ジュリア・ロバーツとニコール・キッドマン共演のサスペンス映画『シークレット・アイズ』にも大注目の次世代イギリス男優が…
ジョー、リーヴ、ベルがメインキャラクターを演じることが発表された『A Small Light』は、ナショナル ジオグラフィックが手掛ける全8話のリミテッドシリーズ。アンネ・フランクとその家族がナチスから逃れるために暮らしていた隠れ家での生活を支援していたミープ・ヒースの実話を元に描く。
アンネの父オットー・フランクが頼りにしていた秘書のミープ。当時20代だったオーストリア系オランダ人の彼女は、第二次世界大戦中、家族ともども匿ってほしいというオットーの頼みをためらうことなく受け入れ、2年間に渡って夫ヤンと共に隠れ家での生活を支援した。隠れ家が警察に襲撃されてもなおアンネの日記が残ったのは、それを発見したミープが大切に保存したからであり、彼女のおかげでオットーは後に「アンネの日記」を世界と共有することができたのだ。
ベルが主人公のミープを、ジョーがその夫ヤンを演じ、アンネの父オットーをリーヴが演じる。ミープは「ヒーローと呼ばれているのは好きではありません。なぜなら誰かを助けるために特別でなければならないと誰も思うべきでないからです。たとえ普通の秘書であっても、主婦でも若者でも、暗い部屋に“小さな明かり”を灯すことはできるのです」と過去に話しており、この言葉がタイトルの由来になっている。
制作はこの夏から、アムステルダムとプラハで開始予定。『マダム・セクレタリー』『グレイズ・アナトミー』のジョーン・レイターとトニー・フェランがショーランナーを務め、脚本と製作総指揮を担当。『ザ・ワイルズ ~孤島に残された少女たち~』のスザンナ・フォーゲルが製作総指揮に加えて監督を務めるという。(海外ドラマNAVI)