米AMCの看板ドラマ『ウォーキング・デッド』はシーズン11をもって幕を閉じるが、フランチャイズにおいては続々と新企画が進行している。そのうちの一作品で、マギー&ニーガンを主人公にしたスピンオフドラマ『Isle of the Dead(原題)』に出演するローレン・コーハンが、新シリーズの起源などについて語った。
『Isle of the Dead』は、本土から切り離された世紀末後のマンハッタンを舞台に、マギーとニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)の姿を追う全6話のリミテッドシリーズ。舞台となるマンハッタンは、「死者で溢れ、無秩序かつ危険で美しく、そして恐怖に満ち溢れた世界に暮らす住人たちで埋め尽くされている」と説明されている。
米Comicbook.comのインタビューに応じたローレンは、『ウォーキング・デッド』のイーライ・ホルネが脚本を務める新スピンオフについて語った。
「どのようにしてスピンオフにマギーが登場するかについては、常に3つか4つの選択肢があり、マギーやニーガンのためにいくつかアイデアが挙がっていました。私たちが、『Isle of the Dead』シーズン1で撮影するイーライ・ホルネが考え出したストーリーは本当にパワフルで、ファンにとって、これらのキャラクターの物語が続いていくのを目に出来る興味深い形だと思います」
(※ここからは、シーズン11第16話のネタバレを含みますのでご注意ください)
シーズン11の第16話「Act of God(原題)」のラストでは、ニーガンがマギーの息子ハーシェル・リーを救ったことで、マギーは少し彼を信頼し始める。だがローレンは、ニーガンが夫グレンを殺害したことをマギーは決して忘れず、『Isle of the Dead』でも二人の対立関係は続いていくだろうと予想している。
「シーズン11のラストでは、彼らがどんな存在であり、どのような結末を迎えるのかが完全にわかるので、ジェフリーと私はすごく楽しみにしています。スピンオフは今シーズンよりも慌ただしくなりそうで、それは私たちにとって良いことです。というのも、マギーについて掘り下げたいことを見つけられたような気がするし、『Isle of the Dead』の背景と、ニーガンとの対立を描くには非常に良い機会だからです。製作チームは様々なアイデアを持っていて、概略を作ったと思います。そして最も魅力的で、ファンが一番ワクワクしそうなアイデアが採用されたのです」
ローレンとジェフリーはホルネと共に製作総指揮も担う。また、『ウォーキング・デッド』ユニバースでチーフ・コンテンツ・オフィサーを務めるスコット・M・ギンプルが監修する。
『Isle of the Dead』は、今年7月にニューヨークで撮影開始予定で、2023年にAMCと配信サービスAMC+でリリース予定。なお、本家『ウォーキング・デッド』はファイナルシーズンのパート2までDisney+(ディズニープラス)のスターにて配信中。
(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ウォーキング・デッド』©Jace Downs/AMC ©Josh Stringer/AMC