『NCIS』ダッキー役デヴィッド・マッカラムの出演回数が減っている理由

シーズン20への更新も決まった大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』。シーズンを重ねるにつれて出演キャストの入れ替わりはよくあることだが、シーズン1より出演しているドナルド・“ダッキー”・マラード役のデヴィッド・マッカラムは今も在籍している。しかし、ここ近年はダッキーの登場回数が減りつつあり、その理由を米Screen Rantが伝えている。(※本記事はシーズン15のネタバレを含みますのでご注意ください)

優秀な検視官として活躍していたダッキーは、シーズン15で職務から引退してNCIS専属の歴史家となり、同僚のジミー・パーマー(ブライアン・ディーツェン)がダッキーの後任に。それ以降はダッキーの登場回数がめっきり減っているが、その大きな理由は「家族との時間」にあるようだ。

“家族と過ごす時間が増えた”

デヴィッドは過去に、自身のFacebookページに飼い猫の画像をアップし、「シーズン16までドナルド・マラードが『NCIS』に残ることで、CBSと合意に達したことを嬉しく思っています。今回も限られたスケジュールで、その取り決めにより、私は(妻の)キャサリンや子供たち、6人の孫とニッキー(猫)と過ごすことができます」と、家族と過ごす時間が増えたことを報告している。

1933年生まれのデヴィッドは現在88歳。その年齢を考えると、仕事のペースを落として家族との時間を大切にしたいと思っても不思議はないだろう。

(※ここからは、シーズン19第5話の展開に関する情報を含みます)

現在もデヴィッドの名前は『NCIS』にクレジットされているが、最後に出演したのは本国アメリカで昨年10月に放送されたシーズン19の第5話「Face the Strange(原題)」となっている。このエピソードではダッキーがジミーに協力するため検視室にカムバックし、ジミーがダッキーに「もう少し居て欲しい」と懇願する、切ないシーンがフィーチャーされていた。

将来的にデヴィッドが降板を表明するのか注目されているが、ギブス役のマーク・ハーモンが降板した今、デヴィッドが唯一のオリジナルキャストとなっている。

なお、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン19は4月21日(木)よりFOXチャンネルにて放送中。(海外ドラマNAVI)

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