大人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』でジャクソン・エイヴリーを演じたジェシー・ウィリアムズ。そんな彼が、2009年のシーズン6から2021年のシーズン17まで12年間にわたり出演した作品を離れた決断について話している。E! Onlineが伝えた。
ジェシーが米New York Timesに話したところによると、『グレイズ・アナトミー』の現場にいることで「安全で守られ隔離されている」ように感じ、「居心地の良い場所を出て知らない場所に行く必要があった」という。NYTには「実際には俳優ではないんだ...。演劇学校に行っていないからね」と自信のなさを吐露した。
慣れ親しんだ現場を離れたジェシーが次に挑むのが、ブロードウェイの舞台『Take Me Out(原題)』。メジャーリーグ選手たちの舞台裏を描き、トニー賞を受賞した人気舞台のリバイバル版だ。
『グレイズ・アナトミー』のショーランナーを務めるクリスタ・ヴァーノフは、ジェシーが役者としての技術を向上させようとする彼の姿勢を称賛し、「彼はいつもみんなの芸術性を見ていました。そしてそこから学んだのです」とコメント。また、エイプリル・ケプナー役のサラ・ドリューも「彼ほど一生懸命に取り組んでいた人はいない。誰も敵わない」とジェシーについて語っている。
俳優としてのキャリアを考えれば、ブロードウェイで主演を務めることは素晴らしいニュース。「今までやったことのないことをするために、ここにいる」とジェシーは意気込みを語っている。
去っていた別のキャストが復帰する『グレイズ・アナトミー』シーズン18はWOWOWにて5月25日(水)より放送スタート。(海外ドラマNAVI)
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『グレイズ・アナトミー』© ABC Studios