『シカゴ・メッド』シーズン8であの人がレギュラーに

今年米NBCで放送予定の大人気医療ドラマ『シカゴ・メッド』シーズン8に、あの人がレギュラーキャストとして帰ってくると米Deadlineが伝えている。(本記事はシーズン6以降のネタバレを含みます。)

今回、レギュラーキャストとしての参加が発表されたのは、ディーン・アーチャー役を演じたスティーヴン・ウェバー。救急外来の主任を務めるアーチャーは昨年放送されたシーズン6の第8話で初登場。その後、シーズン7のために1年間の契約を結んでいたが、新たにシーズン8のために契約を結んだようだ。アーチャーは、外科医としての腕は一流だが、同僚からは好かれていないという役どころ。仕事を終わらせるためなら手段を厭わないことや、患者への対応で嫌われているが、さらにブライアン・ティー演じるイーサン・チョイが打たれた事件を機に、溝は深まった。チョイはファンの人気も高いキャラクターであっただけに、衝撃は大きかった。

そんな嫌われ役を見事に演じているスティーヴンは『ブラザーズ&シスターズ』『NCIS:ニューオーリンズ』、最近では『13の理由』などに出演。キャリアは40年ほどになるが、今もなお挑戦を続け、様々なジャンルで活躍を続けている。そんなスティーヴンは、米Looperのインタビューでアーチャーは良い人なのか悪い人なのかについて聞かれると「彼は良い人。だけど人生であまりにも多くの事を乗り越えてきてしまったんだ。多くの人がそうであるようにね。彼は海軍の軍医だったから戦闘を見てきた。彼が抱える問題は、おそらくそうした経験と関係があるんじゃないかな」と分析した。

大ヒットシリーズの数々を世に放つエミー賞常連のヒットメイカーとして知られ、2007年にハリウッドの殿堂"ウォーク・オブ・フェーム"入りを果たしているディック・ウルフが製作総指揮を務める本作は、"ディック・ウルフ方式"と呼ばれるクロスオーバーも魅力のひとつ。「シカゴ」シリーズとして人気を集める『シカゴ・ファイア』『シカゴ P.D.』とのクロスオーバーを楽しみにしているファンも多いはず。シーズン8でも作品を超えたユニバースとしてのストーリーが見られることに期待したい。

日本では、シーズン3のDVDが6月8日(水)にリリースされることが決定。スティーヴン演じるアーチャー登場のシーズン6日本上陸も待ち遠しい。(海外ドラマNAVI)

TSUTAYACTA02.png

300×250 じぶんクリニック

Photo:

スティーヴン・ウェバー公式Instagramより