天才ハッカーを演じたサスペンスドラマ『MR.ROBOT／ミスター・ロボット』でエミー賞を獲得し、孤高の天才ロックシンガーを熱演した『ボヘミアン・ラプソディ』ではゴールデン・グローブ賞に、アカデミー賞主演男優賞を獲得するなど、今まさに世界が大注目しているラミ・マレック。そんな彼が、『007』シリーズの最新作に出演するかもしれない。米Colliderが報じている。
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ラミが出演交渉中と伝えられているのは、キャリー・フクナガ（『TRUE DETECTIVE』シリーズ）が監督を務め、ダニエル・クレイグ主演では5作目となる映画『007』第25作目。
ラミは、悪役として候補者に挙がっているようだが、当初は『MR.ROBOT』の最終シーズンの撮影があるため、スケジュール的に難しいとみられていた。だが、マレックの関係者によると、両作に出演できるようスケジュール調整に尽力したと言われている。ラミが演じる可能性のある役どころの詳細は判明していないが、盲目の男性役だという噂が広まっている。
ダニー・ボイル（『トレインスポッティング』）が本作を手がける予定だった際には、フランス出身の俳優サイード・タグマウイ（『ワンダーウーマン』）が、この悪役の候補に挙がっていると伝えられていた。
最新作となる『007』第25作は、2006年公開の『007／カジノ・ロワイヤル』から6代目ジェームズ・ボンドを務めてきたダニエルの最後のボンド作品だといわれている。その他のキャストには、マドレーヌ・スワン役のレア・セドゥ、M役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショー、イヴ・マネーペニー役のナオミ・ハリスが続投する。また、『ブラックパンサー』のナキア役や『スター・ウォーズ』シリーズのマズ・カナタ役で知られるルピタ・ニョンゴにも、重要な役どころでのオファーがあるとも噂されている。
実は『MR.ROBOT』も『007』次回作も、同じユニバーサル系のプロダクションの製作＆配給される。『007』は、全米では2020年4月8日に公開予定だが、今年の3月撮影開始と言われていたが、4月からの延期となった。ラミのスケジュール調整が要因かは正式には発表されていないが、『MR.ROBOT』最終シーズンは今年7月に撮影が終了する。映画は通常、ドラマと異なり時系列を追って撮影をするわけではないので、ラミの出演部分を後回しにしておけば、『MR.ROBOT』の撮影を終えたあとすぐに『007』の撮影に合流することで、出演することが可能なわけだ。
超ハードスケジュールのようにも思えるが、いま世界一の売れっ子になっていると言っても過言ではないラミ。両作での姿をファンも期待しているだろう。ラミの出演続報が入り次第、今後もお伝えしていきたい。そんなラミが主演するドラマ『MR. ROBOT／ミスター・ロボット』の見どころなどは、海外ドラマNAVI作品データベースをチェック！（海外ドラマNAVI）
Photo:
ラミ・マレック
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