マーベル映画で死んだあのキャラクター、まだ5本分の契約が残っている!?

現在公開されている『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をもってフェーズ3が幕を閉じるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。先日、フェーズ4のラインナップが発表され、MCUの製作総指揮を務めるケヴィン・ファイギはフェーズ5がすでに企画中であることも明かしており、今後もますますその世界は続きそうだ。そんな中、すでに死んでしまったはずのあのキャラクターが再び登場するかもしれない。

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今後さらにMCUに登場する可能性を示唆したのは、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』と『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でクロスボーンズことブロック・ラムロウを演じたフランク・グリロ。シールドに所属しながらも実はヒドラの手先であったラムロウは、『シビル・ウォー』でキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)を道連れにしようとして自爆。しかし今春公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』でまさかの復活を果たしていた。

このほど、米Comic Bookのインタビューに応じたフランクはクロスボーンズの今後について、以下のように語っている。「僕はマーベルとさらに映画5本分の契約があるから、連絡をもらえば出演することになる。どうなるんだろうね。もしかしたら、(サム・ウィルソン/ファルコン役の)アンソニー・マッキーの後を継いで新しいキャプテン・アメリカになるかもしれない。中年のキャプテン・アメリカ。中年で、イタリア系のキャプテン・アメリカ。どうかな?」

彼のジョークはさておき、『エンドゲーム』以外でもMCUでは死んだキャラクターが(時代が前後することはあるが)再登場してきた。『アベンジャーズ』で殺されたフィル・コールソン(クラーク・グレッグ)は『エージェント・オブ・シールド』でまさかの生還を果たし、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でガーディアンズに滅ぼされた悪役ロナン(リー・ペイス)は、それより前の時代を描く『キャプテン・マーベル』で再び姿を見せた。ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)は『エンドゲーム』で命を落としたものの、来年には彼女を主人公にした映画『Black Widow(原題)』が公開される。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスに殺されたロキ(トム・ヒドルストン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)も、それぞれが主役のドラマシリーズが2021年に予定されている。

どんなことでも起こりそうなMCUの世界だが、『エンドゲーム』脚本家のクリストファー・マルクスが米Empireのインタビューで断言していることがある。それは、「リブートはない」ということ。新たなアイアンマンや新たなブラック・ウィドウが作られ、新しい世界観の『アベンジャーズ』が誕生することは決してないという。「それがMCUにとって自然なこと。リブートされたり、他のみんなは変わらないのにアイアンマンだけ15歳になるなんてことが起こる場所ではない」

再びMCUでクロスボーンズの姿を見ることができるのか。今後の発表を待ちたい。(海外ドラマNAVI)

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クロスボーンズことラムロウも再登場した『アベンジャーズ/エンドゲーム』
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