ベネディクト・カンバーバッチが主演・製作総指揮を務めた『パトリック・メルローズ』の脚本家デヴィッド・ニコルズの小説を英BBCがTVシリーズ化することがわかった。米Deadlineが報じた。
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2018年ドラマ界で活躍した映画スターたち…今後出演を期待したい俳優は?
ドラマの隆盛を受け、主に映画でしか目にすることのなかった役者をTVやストリーミング作品で見かける機会が増えている。銀幕で鍛えられたリッチな演技を楽しめることはもちろん、毎週の放送を追いかけるうちにスターに愛着が湧くのも嬉しい。2018年にドラマ出演した主な俳優と、今後の出演予想を見てみよう。 【関連記事】【米Enter…
原作となるのは、2014年に出版された「Us」。主人公ダグラス・ピーターセン(トム・ホランダー『ナイト・マネジャー』)は、妻のコニー(サスキア・リーヴス『刑事ジョン・ルーサー』)が離婚を考えていることを知る。そこで、ダグラスはヨーロッパへの家族旅行で妻の気持ちを取り戻し、息子のアルビー(トム・テイラー『女医フォスター』)との関係を修復することを心に決める。出演はほかにソフィー・グローベール(『THE KILLING/キリング』)とイアン・デ・カーステッカー(『エージェント・オブ・シールド』)ら。
TVシリーズは2016年から企画が動いており、当初はニック・ペイン(『ワンダーラスト:幸せになるためのセラピー』)が脚本を執筆する予定だったが、原作者のニコルズが担当することになった。製作総指揮を務めるのは主演のトム、『女医フォスター』を手がけたグレッグ・ブレンマンとロアナ・ベンなど。ロンドン、アムステルダム、ヴェニス、バルセロナ、パリなど欧州の主要都市で撮影が行われる。
ニコルズは「この小説が素晴らしいキャストと製作チームで映像化されることを心から嬉しく思う。私たちは、結婚や家族生活を見つけるための面白く、感動的で素敵なものを作りたい」とコメントした。
ニコルズの小説で映像化されたのは本作が初めてではなく、2011年にはアン・ハサウェイ主演で映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』が公開されている。(海外ドラマNAVI)