『パシフィック・リム』『サン・オブ・アナーキー』のチャーリー・ハナムと、『ボヘミアン・ラプソディ』で世界を魅了し、本年度アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックがタッグを組んだ脱獄映画の金字塔『パピヨン』。今年6月に公開された本作は、日本でも大ヒットを記録し、現在も全国の劇場でロングランを続けている。そんな話題作でメガホンを執ったマイケル・ノアー監督から、喜びの特別インタビュー映像が届いたのでご紹介しよう。また、これまで語ってこなかった撮影秘話を明かしている。当サイト独占公開!
作家アンリ・シャリエールの壮絶な実体験を基にした終身刑囚"パピヨン"の13年に及ぶ命をかけた脱獄劇を壮大なスケールで描いた本作。1973年には、映画『猿の惑星』などを手掛けている名匠フランクリン・J・シャフナー監督と、ハリウッドの異端児と呼ばれた脚本家ダルトン・トランボにより、スティーヴ・マックイーンとダスティン・ホフマン共演で映画化されている。
そして2019年、シャリエールの原作とトランボの脚本からインスパイアされたノアー監督の『パピヨン』は、45年ぶりに日本の地に舞い降り、大ヒットを記録。
今回、日本での『パピヨン』大ヒットの知らせを受け、デンマーク出身のノア―監督は特別に日本のファンに向けてビデオメッセージを送ってくれた。まず、「コンニチハ」と日本語で挨拶してくれている。彼は、第31回東京国際映画祭のコンペティションに出品された『氷の季節』で昨年来日を果たした。『氷の季節』は、見事審査員特別賞&最優秀男優賞の2冠を手にしている。ちなみに、"『氷の季節』の詳しい情報が知りたい人は、彼のInstagramをチェック!"
そしてメッセージの中では、ポスターを片手に作品の魅力とこれまで明かしてこなかった撮影秘話を語っている。「ボートのシーンでは、役者たちはボートで孤立しているのですが、即興で演じてもらいました」と、現実で起きる化学反応を生かした撮影をしていると明かす。だが、その手法はアクションシーンなどでは危険な側面もあるようだ。「(セリエ役の)ローラン・モラーは、ラミと争う場面で、チャーリーを持ち上げようとして、誤ってラミの足の上に倒れてしまったのです。ラミは捻挫して、次の日の撮影は中止に。でも私たちがこの映画の撮影中、どれだけ追い込んでいたかわかる出来事です」と述べている。
その他にも、サソリと戦う?チャーリーや制作スタッフの撮影舞台裏や、チャーリーとラミの次回作を紹介しているノアー監督。どこか、親しみを感じるインタビュー映像だ。
さらに、ノアー監督から衝撃の情報が! 「今年、私がまた東京に行くんだ」と、再び来日を予定しているという。もしかすると、『パピヨン』の特別上映イベントがあるかも...!? 続報に期待大!
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絶望の淵に追いやられても、決して自由と希望を諦めない男たちの姿は、まだまだ見れる! 『パピヨン』は、全国公開中。また明日8月10日(土)からは、アップリンク渋谷やシネマ・トーラスほかにて公開。(海外ドラマNAVI)
Photo:『パピヨン』
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