『ABC殺人事件』フレイア・メイヴァーがサバサバ系ヒロインに!『やっぱり契約破棄していいですか!?』

小説家志望の青年と落ちぶれた殺し屋の"人生を懸けた一週間"をめぐる追走劇を描いたアクションコメディ映画『やっぱり契約破棄していいですか!?』(配給:ショウゲート)が、8月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国順次公開となる。同作で小説家志望の青年が恋に落ちるヒロイン役のインタビューと、今回解禁された新画像を紹介しよう。

青年ウィリアムは、小説家を目指すも全く芽が出ず、人生に絶望して7回も自殺を試みたが、いずれも失敗していた。一方、長年殺し屋としてキャリアを積んできたレスリーは、英国暗殺者組合の毎月の暗殺件数のノルマを達成できず引退に追い込まれていた。そんな二人がある日出会い、"死にたい小説家"ウィリアムは、"クビ寸前の殺し屋"レスリーに一週間以内に殺してもらう契約を結ぶ。これにて一件落着!と思いきや、ウィリアムの前にキュートな彼女が現れて...。最後に笑うのはどっちだ!?

本作で主人公ウィリアムに出版の話を持ちかける編集者エリーを演じたのは、アガサ・クリスティーの名作ミステリードラマ『ABC殺人事件』での演技も印象的だったフレイア・メイヴァー。エリーは、奇しくも"契約破棄"のきっかけとなるという、ストーリーの鍵を握る重要なキャラクターだ。

フレイアに自身が演じるエリーの魅力について聞くと、「ちょっと不安定で、ものすごく変わった人なのに、ウィリアムの精神的な支えになっていくところ。エリーのリズムというか、物事を対処する方法が面白いの。すごく割り切って考えてるのよね」と説明。

なお、ウィリアム役のアナイリン・バーナード(『ダンケルク』)とは長い付き合いだという。「実は面白いことがあって、アナイリンとは以前まったく違う作品で共演してるの。歴史ものの作品で、私たちは恋人同士の役だったのよ! また彼と共演することになって昔の記憶がフラッシュバックしたわ(笑)」と、2013年の歴史ドラマ『The White Queen(原題)』での経験を明かす。そして「アナイリンはおおらかで、心の広い素晴らしい俳優だと思うわ。撮影現場でもすごく安心感があって、毎回楽しいの! だって、アナイリンはおちゃめで遊び心があるし、明るいから!」と、再度の共演となったアナイリンの現場での様子を語った。

最後に、フレイアは本作の見どころを紹介。「この作品は、面白くて洗練されていて、古典映画みたいな雰囲気がある。コーエン兄弟の作品みたいにね。魅力ある人間性がものすごくパンチのあるストーリーの中で語られているの。ストーリーも最高で、一風変わったエキセントリックな出来事がいくつも起こる、本当に楽しい作品だと思うわ!」と、クセのあるキャラクター描写とストーリー展開が得意なジョエル&イーサン・コーエン兄弟の作品になぞらえて説明している。

フレイアのインタビューと合わせて解禁された新画像は、ウィリアムとエリーの仲睦まじい(?)ツーショット。タバコを片手にクールなエリーと浮かない顔をしているウィリアムがいるのは、テーブルの下。一体、二人に何が起きたのか...?

共演は、『フル・モンティ』のトム・ウィルキンソン、『ターナー、光に愛を求めて』のマリオン・ベイリー、『LEFTOVERS』のクリストファー・エクルストン、『ゲーム・オブ・スローンズ』のゲシン・アンソニーなど。

『やっぱり契約破棄していいですか!?』は8月30日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

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『やっぱり契約破棄していいですか!?』
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