ザック・エフロンがIQ160のシリアルキラーに!映画『テッド・バンディ』日本公開日決定&予告編解禁

2006年のディズニー・チャンネルのオリジナルムービー『ハイスクール・ミュージカル』のトロイ役でブレイクし、大ヒット映画『グレイテスト・ショーマン』の名演も記憶に新しいザック・エフロン。彼が、アメリカ史上最も凶悪な殺人犯に扮する映画『テッド・バンディ』が12月20日(金)より全国公開となることが決定し、あわせてポスタービジュアルと予告編が解禁となった。

20191008-00000013-dramanavi-1-00-view.jpg1970年代アメリカ、30人以上の女性を惨殺したとされるテッド・バンディ。IQ160の頭脳と美しい容姿で、司法・メディアを翻弄し、"シリアルキラー"の語源になった稀代の殺人鬼。その余罪はいまなお謎に包まれており、本当の被害者の数は誰も知らない。女性からは恐怖でしかないはずだが、刑務所には連日多くのファンレターが寄せられるなど、魅惑的なカリスマ性も持ち合わせていた。3度死刑判決を受けるが、無罪を主張。法律を学んでいた彼は、ついには自らが弁護人となり法廷で徹底抗弁を繰り広げた。本作では、世界を震撼させた殺人犯の裏側へと迫ると共に、テッド・バンディの長年の恋人の視点を通して善人としての姿を描き、観客を予測不可能な迷宮に誘い込んでいく――。

20191008-00000011-dramanavi-1-00-view.jpg主演は、今までの爽やかなイメージを完全脱却し、演技派俳優としての評価を一気に高めるザック。テッド・バンディを愛してしまったヒロインに、ミュージシャンのフィル・コリンズを父に持ち、ザックと実生活でも2012年から度々恋仲が噂されていたリリー・コリンズが、そして判事役を映画『プレイス・イン・ザ・ハート』のジョン・マルコヴィッチが担う。

20191008-00000012-dramanavi-1-00-view.jpgその他、『ビッグバン★セオリー』のジム・パーソンズ、『ウエストワールド』のアンジェラ・サラフィアン、『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』のジェフリー・ドノヴァン、『グッド・ワイフ』のディラン・ベイカー、『Skins - スキンズ』のカヤ・スコデラーリオなど海外ドラマでお馴染みの豪華キャストが脇を固めている。

監督はドキュメンタリーの分野で高い評価を受けるジョー・バリンジャー。記録映像やインタビューなどを通してテッド・バンディに迫った今年1月より配信中のNetflixオリジナル作品『殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合』でも監督を務め、劇映画とドキュメンタリーシリーズ、両方のスタイルで‟悪のカリスマ"とも評される人物を徹底的に掘り下げていく試みに成功している。本作も、日本以外の世界各国ではNetflixでの配信となっている。

今回公開となった予告編では、リリー演じる恋人リズとの出会いから家庭での仲睦まじい様子を描きながらも、シリアルキラーの語源となった凶悪な殺人犯テッド・バンディの裏側にスリリングな展開で迫る。連続殺人犯のイメージを覆す美しい容姿と知性、雄弁さを武器に、司法・メディア、そして多くの女性たちを翻弄していくテッド・バンディ。どこか魅力的とすら感じてしまう振る舞いに次第に観客も予測不可能な迷宮へと誘われていくだろう。

判事に扮するジョンがラストシーンで語った言葉「極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣」は、実際の裁判でテッド・バンディへ向けられた言葉で、映画の原題としてだけでなく、ポスタービジュアルやメインコピーとしても印象的に使用されている。また、エミー賞を2度受賞しているドキュメンタリー映画の名匠バリンジャー監督の来日も12月に決定しており、映画公開まで益々の盛り上がりが期待できそうだ。

20191008-00000009-dramanavi-1-00-view.jpg映画『テッド・バンディ』は、12月20日(金)より、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『テッド・バンディ』 12月20日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他 全国ロードショー 配給:ファントム・フィルム ©2018 Wicked Nevada,LLC