今見るべき一押しドラマ!
C-3POのあのセリフの真意は―『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』来日記者会見

42年に渡り描かれてきたスカイウォーカー家の物語がついに完結―。世界中で待ち焦がれる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(原題:Star Wars: Episode IX - The Rise of Skywalker)』が、いよいよ公開となる。そんな中、本作の魅力とそれぞれの想いを伝えるために監督のJ・J・エイブラムスをはじめ、キャストたちが来日し、11月12日(木)に都内にて記者会見が行われた。

いよいよ完結となる本作について、『フォースの覚醒』以来4年ぶりの来日となるレイ役のデイジー・リドリーは、「本当に現場は最高でした。私たちはJJとクリスが作り上げた世界観を、再び(フィン役の)ジョンと共演することができ、そして(ポー役の)オスカーとはしっかりと共演することは初めてで、楽しく演じることができました。毎日現場に行くことが楽しかったので、終わってしまうと寂しさを感じます」語り、オスカー・アイザックは「正直、まだ公開しなくてもいいじゃないかなという気持ちになっています。公開するということは、今ここにいる楽しい時間を過ごした友人たちとさよならすることになるので、もう少し作業しませんか?(笑)」と、寂しさを滲ませていた。また、『スター・ウォーズ』ファンであったジョン・ボイエガは、「どのようにしてこの作品が作られるのか、実際に見れてインスピレーションをもらい、魔法のような経験だった。自分が3作も関わるとは思っていなかった」と振り返った。

20191213_starwars9_02.jpg20191213_starwars9_03.JPG

1977年公開のシリーズ1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』からシリーズすべての作品に出演しているアンソニー・ダニエルズもまた、「この9作目というのは、もっとも重要な作品だ。(脚本の)クリス・テリオと、シャツを着ていて真ん中にいる(エイブラムス監督)どなたか知らない方(笑)、『スター・ウォーズ』について熟知している人たちが本当に素晴らしい作品を作り上げてくれた」と太鼓判を押し、「私たちは、あと数日でこれまで世界中に秘密にしてきたことを秘密にしなくてもいいということに安堵している」と心情を述べた。

20191213_starwars9_04.jpg

そして、記者からレイの出生に関する秘密は明かされるのか?という物語の核心をついた質問に、デイジーは「明かされます」と断言。「前作『最後のジェダイ』が終わった時私はレイがまだ自身の出生の謎についてフラストレーションを抱えているのではないかと感じていました。彼女は前に進むためには、それまでに失ったものを理解しなければいけない。なので、答えが明かされるのです」と明言し、会場は湧く。

だがデイジーは続けて、「私が『スター・ウォーズ』で美しいなあと思うことは、もちろん血のつながった家族の物語もあるのですが、自分が誰を愛するのか、家族を作っていく物語でもあること。『フォースの覚醒』でレイが初めて出会った友人はフィンであり、血のつながっていない関係というものが、人にとっていかに大きいのか語られていることです」と人生においての大切さも伝えた。

そして、エイブラムス監督は、前作の『最後のジェダイ』公開前に亡くなったレイア姫/レジスタンスの将軍役キャリー・フィッシャーを最新作に登場させる重要性を語った。「スカイウォーカ家の物語を終わらせるのに、レイア姫の登場は必要不可欠だった。だが彼女の代役は立てたくなかった、またデジタル加工での登場はさせたくなかった。だから、『フォースの覚醒』で撮りためたフッテージを使って、新しいシーンを開拓した。とても感傷するもので、実際に人がいない状況でシーンを作るというのは、奇妙な感じでもあった。しかし、私たちはキャラクターも、女優キャリー・フィッシャーも好きで、観客にとってもこの完結編でまたレイア姫会えるということを楽しんでもらいたい」

さらに、予告編で注目を集めているC-3POの「最後にもう一度だけ。友人たちに」というセリフについて、真意を問われたアンソニーは、「これは美しいセリフで、色々な解釈ができると思います。友人や仲間にお別れする意味とも取れ、もしくはみなさんへのお別れを差す言葉かもしれません。あと数日、どういう意味だろうと、ぜひ考えてほしい」と訴えかけた。

また、Twitterで募集された質問から、「キャストの中でフォースを持っているのは?」との問いに、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが「ベビー・ヨーダだと思います」と、Disney+の『マンダロリアン』のキャラクターを挙げる一幕も。

そして、最後に脚本のクリス・テリオがこれまで言えなかったこととして、「アンソニー・ダニエルズは、ずーっとこの物語に出演しています。私やJJにとって、本当のインスピレーションは彼だったんだ。私が一番最初に見た映画は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』ですが、彼の声というのはずっと頭の中に残っている。今後、C-3POのセリフを書けないということは悲しい」と想いを馳せ、エイブラムス監督もまた「僕たちはレジェンドと一緒にこのステージにいるんだ。映画の中でアンソニーの顔は一度も出ない。C-3POは『スター・ウォーズ』で一番最初に登場するキャラクターだ。C-3POの登場で、僕たちはこの映画で笑っていいんだというトーンを作ってくれた」とアンソニーを称えた。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、12月20日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン (C) 2019 and TM Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.