『マイティ・ソー』クリス・ヘムズワース、故郷オーストラリアの山火事で多額の寄付

"アベンジャーズ"の一員でもある、マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズでソーを演じるオーストラリア出身の俳優クリス・ヘムズワース。現在彼の故郷では、昨年9月からの大規模な山火事で多くの被害が出ている。多くの人や動物の命を奪っているこの惨事に、クリスが自身のTwitterで気持ちを述べた。

「やあ、みんな。みんなが思ってくれているように、私もオーストラリアの山火事のことで何かしたいと思っている。私と家族は、100万ドル(約1億800万円)を寄付する。みんなも少しでも寄付してくれることを願っているよ。できるだけのことでいい、少しの額でも感謝したい」


100万ドルの寄付を発表したクリスだが、その寄付金は昼夜問わず命をかけて戦っているヒーローとも言える消防士たちやコミュニティーの人たちのもとへ届き、鎮火のための資金となる。

クリスのツイートは、自身のサイトに行くリンクが貼ってあり、そこには寄付する先へのリンクが10以上も掲載されている。「この悲痛な事態と向き合っている消防士たちのサポートとなる寄付を受け付ける団体、チャリティのサイトのリンクをまとめて貼ってある。世界中のみんなの願いと寄付を。チリも積もれば山になるんだ。よろしく頼むよ。みんな、愛している」

オーストラリアの今回の山火事は、干ばつと記録的な高い気温からで被害が拡大している。すでに1400棟の家が焼失、少なくとも24名が死亡、そして約1560万エーカー(約500万ha)が焼け野原となった。また、科学者らによると10億頭以上もの動物も命を落としているという。

クリス演じるソーは、雷神という自然を操れるヒーローだが、クリス自身も故郷を救うため、自分のできることで全力を尽くしているようだ。(海外ドラマNAVI)

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クリス・ヘムズワース (c)NYKC/FAMOUS