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ペドロ・パスカルが明かす映画『マンダロリアン・アンド・グローグー』の完璧なセリフとは【インタビュー】

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『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』ペドロ・パスカル

現在公開中の映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』より、主人公ディン・ジャリン(マンダロリアン)を演じるペドロ・パスカルに直撃インタビュー! グローグーとの関係性の変化や、俳優としてのキャリア、そして映画への深い愛について、たっぷりと語ってもらった。

『マンダロリアン・アンド・グローグー』ペドロ・パスカル インタビュー

グローグーは初日から「主役を食う」ほどの存在感

――本作のもう一人の主人公でもあるグローグーを俳優としてどのように評価しますか?

彼は主役を食ってしまうほどです。初日からずっとそうでした。レガシー・エフェクツの素晴らしいチームがグローグーを作り上げ、操作してくれていますが、カメラが回っていないときでも、まるで本当の共演者がそこにいるかのように感じさせてくれます。素晴らしいですよ。

――ドラマシリーズでは、グローグーはショルダーバッグに入っていたことが多かったですが、今回から肩に乗っていますよね。

素晴らしいところにお気づきですね。以前はまるで赤ちゃんをベビーキャリー(抱っこ紐)に入れているような感じでした。『マンダロリアン・アンド・グローグー』からは、彼はパートナーとして、そして私は保護者として共にいるのです。

「スター・ウォーズ」の最も特別な部分の一つは、衣装やヘルメット、クリーチャー、世界観など、視覚的に物語が語られる点だと思います。その多くが視覚的な体験であり、物語の深みをもたらす視覚的な背景になっています。彼がベビーキャリーからヘルメットと同じ高さにまで成長したことは、その完璧な例ですね。

『マンダロリアン・アンド・グローグー』マンダロリアン、グローグー

――最も注目すべきポイントとしては、今回ディン・ジャリンに最大のピンチが訪れてグローグーが大活躍を見せます。

本作の核心は、「親は子を守り、子は親を守る(The old protect the young, and then the young protect the old.)」という新しいセリフにあります。それはまるで「我らの道(This is the way.)」や「生きたまま行くか、冷たくなって行くか(I can bring you in warm, or I can bring you in cold.)」のような、ある種の信条やマントラになっています。

生涯をかけて守り抜いてきた相手によって、今度は守る側が守られる側になる。それは、すべての親子関係における人間の進化を凝縮したような完璧なセリフです。

スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー

――ディン・ジャリンというキャラクターに出会ってから8年経つと思いますが、これほど長く一人のキャラクターを演じることはなかなかないと思います。ご自身の中で彼はどういう存在になっていますか?

関係はさらに深まっていると思います。単にキャラクターに対してだけでなく、クリエイター陣や、そして共にスーツを着てマンドーを演じているブレンダン・ウェインやラティーフ・クラウダー、さらには素晴らしいアクションを次々と生み出してくれるスタントチームと、クリエイティブな関係を築く機会があったからです。また、監督のジョン・ファヴローとともに、彼のストーリーテリングの初期、中期、精度を求められるポストプロダクションのプロセスに関わることができました。

そしてもちろん、身体的な動きの多くを他の俳優たちが作ってくれているため、私は別の世界で他のキャラクターを演じ、別の監督と仕事をする機会も得られました。本当に贅沢な特権です。このキャラクター、ジョン、そして「スター・ウォーズ」にとても感謝しています。あのスーツに身を包んだ日から、たくさんのチャンスの扉が開かれました。

スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー

下積み時代が培った人間性とキャラクターへの深い愛

――『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリン・マーテル役で話題となったのが40歳前後で、その後、『ナルコス』『THE LAST OF US』と着実にキャリアを歩んできました。もっと早く俳優としてブレイクしたかったという想いはありますか?

はい、もっと若いときにそうなりたかったです。というのも、こういった役はとても体力を消耗するからです。年齢を重ねてからこれほど体力が必要な役を演じることになるなんて、どこか皮肉なことですよね。肉体的に最もきつかったことの一つは、本作でマンダロリアンのスーツを着て水中で海の怪物と戦ったことです。私は51歳ですよ(笑)。

でも、深く感謝していることでもあります。私は長い間、大きなチャンスのすぐそばにいました。私のオーディションの経験は、ある俳優がアカデミー賞にノミネートされ、彼のキャリアのスタートとなった非常に大きな役の最終候補になったところから始まりました。そこからキャリアの転機となるような仕事に出会うまで、ほぼ20年待たなければなりませんでした。

でも、すべての役、すべての小さな舞台、すべてのテレビドラマへの出演が、まるで奇跡のように感じられました。今、自分に起きているどんなことでも、あのときの喜びに勝るものはないと思います。

私は今、このような巨大なフランチャイズに参加し、最高の才能を持つ人たちと仕事ができるという、非常に恵まれた立場にいます。私がここにいるのは、このような大きなプロジェクトに私を招いてくれた人たちのおかげです。年齢を重ねてからチャンスを掴んだということは、良くも悪くも自分自身をよく理解しているということだと思います。

私の人間性は、メディアへの露出や成功によってではなく、長年の挑戦とコミュニティによって培われたものだと思っています。そのことにとても感謝しています。若い頃はそれが嫌で仕方がありませんでした。学校を卒業してすぐにこれらすべてを手に入れたかったですし、子どもの頃からそれを望んでいました。でも、手に入らなくて本当に良かったと思っています。

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』ペドロ・パスカル

子どもの頃の夢の「責任者」はジョージ・ルーカスとスピルバーグ

――子どもの頃のどのような映画体験が、今のあなた自身を形作っているのでしょうか?

先ほど「スペース・マザー」であるシガニー・ウィーバー演じるエレン・リプリーについて話していました。彼女はSF、コメディ、ドラマといったジャンルの映画に出演し、私がなりたい俳優像、関わりたい映画の世界といった私の夢を大きく形作ってくれました。

スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー

私がヨーロッパやアジアから来る映画など、世界への視野を広げてくれた国際的な映画に出会ったのは、少し大きくなってから……とはいえ12歳くらいのかなり若い頃ですが。そこからハリウッドを超えて映画への愛を深め始め、名作を学び、それらのインスピレーションがどこから来ているのかを理解するようになりました。

日本の黒澤明をはじめ、スペインのペドロ・アルモドバルなど、例を挙げればきりがありません。なぜなら、私は俳優である以上に、映画ファンであり、読書家であり、アートの愛好家だからです。

つまり、スティーヴン・スピルバーグやジョージ・ルーカス、「スター・ウォーズ」が、私が子どもの頃に抱き始めた夢の責任者なんです。私は北米を超えて映画を愛し続けています。ジョンも私と同じくらい映画を愛しているので、この映画の視覚的な部分の至る所にそれが表れていると思います。

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』ペドロ・パスカル

『マンダロリアン・アンド・グローグー』公開情報

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Photo:(C)2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

  • この記事を書いた人

Lena

海外ドラマNAVI編集部。BBC『SHERLOCK』がきっかけで海外ドラマの沼へ。根っからのオタク気質で、英国作品以外ではアメコミ原作シリーズを好みMCUは全作網羅。そのほかホラー・スプラッタが好きで、欧米だけでなく韓国ドラマもよく視聴する。

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