『リトル・ミス・サンシャイン』のプロデューサーが贈る『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』で新たな姿を見せるダコタ・ジョンソン

『リトル・ミス・サンシャイン』『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のプロデューサー陣が贈るヒューマンドラマ『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』。2月7日(金)より公開となる本作より、主人公と次第に"家族"のような絆で結ばれていく看護師エレノアを演じるダコタ・ジョンソン(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)が"本当の自分をさらけ出した"人生最高の経験を振り返る。

老人の養護施設で暮らすダウン症のザックは、子どもの頃から憧れていたプロレスラーの養成学校に入ることを夢見て、ある日施設を脱走する。同じく、しっかり者の兄を亡くし孤独な毎日を送っていた漁師タイラーは、他人の獲物を盗んでいたのがバレて、ボートに乗って逃げ出す。偶然にも出会った二人は瞬く間に心を通わせ行動を共にすることに。やがて、ザックを探してやってきた施設の看護師エレノアも加わって、知らない世界との新たな出会いに導かれ、彼らの旅は想像をもしていなかった冒険へと変化していく―。

ザック(ザック・ゴッサーゲン)を探しにくる施設の看護師エレノアを演じるダコタ。撮影現場ではザックと常に一緒にいるように心がけたと語り、「ザックとの共演は、これまでの仕事のなかで最高の経験でした。仕事だけでなく、私の人生のなかで最高だったと言えます。駆け引きしたり、決めつけたりすることもなく、とにかく正直でいられる。私とザックはお互いが大好きです。こんな経験は初めて。彼には本当の自分をさらけ出せます」と実際にもザックと強い絆で結ばれていたことを告白する。

また、演じる役に対するアプローチについて「私は、徹底的に取り組みたいんです。すべての作品に対して、核心に迫らないといけない。時にはごまかしても上手くいくこともあるし、その方がいい場合もある。でも私は、もうそれでは満足できません」と語り、こうした思いが彼女の女優としての深みをもたらしていることを感じさせる。

サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)映画祭で観客賞を受賞した本作。そんな多くの人の共感を呼ぶ本作についてダコタは「私は登場人物全員に自分の一部を見た気がしました。何かを探したり、家族を求めたりしているのに、それがどんなものかよくわからずに旅をしているんです。そこに共感しました」と明かす。

"人生で一度きりの特別な旅"の物語。『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』は、2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。(海外ドラマNAVI)

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『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(c) 2019 PBF Movie, LLC. All Rights Reserved.