『ウォーキング・デッド』のあの人、再びクズな不良役を熱演!『スケアリーストーリーズ 怖い本』

2月28日(金)より公開される、ギレルモ・デル・トロ(『シェイプ・オブ・ウォーター』)がオスカー受賞後初めて企画・製作・ストーリー原案を担当した『スケアリーストーリーズ 怖い本』。同作では、大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』で印象的なヒールに扮したキャストが、その役を彷彿とさせるようなキャラクターを演じている。

『パンズ・ラビリンス』『シェイプ・オブ・ウォーター』などでいろんなモンスターを生み出してきたデル・トロが放つこの新作の元になっているのは、彼が若い頃に多大な影響を受けた児童書。選りすぐりの怖い話が詰まったその本は、子どもたちの恐怖心と好奇心をつかみ瞬く間にベストセラーとなったが、おどろおどろしい挿絵と道徳的でない内容に親や教師から批判が殺到し、全米の学校図書館に置くことが禁じられたという、いわくつきの短編集だ。

本作で不良のトミーを演じるのはオースティン・エイブラムズ。『ウォーキング・デッド』にシーズン5から登場し、リックを逆恨みしていたキレ出したら止まらないロン役で覚えている人も多いだろう。去り際も印象的で、『ウォーキング・デッド』の印象的な"死に方"ランキングでトップ10に入っている。

そんなロン役と同じように、本作でもオースティンは好青年風のビジュアルを生かし、学校の人気者を装いつつも実はクズなトミーを熱演している。トミーは、クールに決めた髪型と爽やかな出で立ちのイケメンだが、仲間とたむろしたり、酒を飲みながら車を乗り回すといった問題行動を取ってばかりの不良少年だ。トミーにいじめられていた主人公のステラたちは、ある日、仕返ししようとイタズラを決行するが、返り討ちに遭ってしまう。しかしステラたちに逆襲されたことにイライラが収まらないトミーは、その鬱憤を晴らすため、バットを持ち、トウモロコシ畑の"カカシのハロルド"のもとを訪れるのだった...。

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今回到着した場面写真は、そんなトミーのクズなキャラクターがよくわかるものばかり。悪だくみをしているのか、仲間と意地悪な笑みを浮かべるシーン、何かを思い切り殴ろうとバットを構えるシーン、夜の畑の中で何かを見つめるシーンという3枚だ。『ウォーキング・デッド』のロン役に続いて本作でも観ているこちらがイライラするほど嫌な奴になり切っている。

そんなオースティンは少年っぽく見えるものの、実は23歳。『ウォーキング・デッド』降板後は『ジ・アメリカンズ』『ユーフォリア/EUPHORIA』『THIS IS US』といった人気ドラマに出演したほか、Amazon製作映画『Our Chemical Hearts(原題)』では恋をしたことがないシャイでオタクな男子高校生ヘンリー役で主演することが決定している。

本作のキャストはほかに、『ANNIE/アニー』のゾーイ・コレッティ、『ウェイワード・パインズ 出口のない街』のマイケル・ガーザ、『ベター・コール・ソウル』のガブリエル・ラッシュ、『ブレイキング・バッド』のディーン・ノリス、『アリー・myラブ』のギル・ベローズ、『ローズウッド ~マイアミ私立検視ラボ』のロレイン・トゥーサントなど。

ハロウィンの夜、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだステラたちは一冊の本を見つける。そこには噂に聞いた怖い話の数々が綴られていた。その本を持ち帰った翌日から一人、また一人と仲間が消えていき、本には毎夜新たな物語が加わっていった。本の主人公は消えた仲間たち。彼らが一番怖いと思うものに襲われる物語がそこにはあった。次の主人公は誰なのか? 彼らはどこへ消えたのか? "怖い本"の呪いからは誰一人逃げられない...。

『スケアリーストーリーズ 怖い本』(配給:クロックワークス)は2月28日(金)より新宿バルト9ほか全国公開。(海外ドラマNAVI)

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『スケアリーストーリーズ 怖い本』
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