アレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」を下敷きにした大ヒット復讐ドラマ『リベンジ』。本作は、エミリー・ヴァンキャンプが演じたアマンダ・クラークがエミリー・ソーンと偽って、父の仇を討つためにグレイソン一家に復讐していく物語。そんな本作で本物のエミリー・ソーンを演じていた、マルガリータ・レヴィエヴァが、Netflixの新作ドラマに出演することが明らかになった。米Deadlineが報じている。
『In From the Cold(原題)』と呼ばれる全8話のこの新作は、世界を舞台に、超常現象も起こるスパイサスペンスドラマ。
マルガリータは、本作でアメリカ人のシングルマザー、ジェニーを演じる。娘と一緒にヨーロッパでのバケーションを楽しんでいた彼女の前に突如CIAが現れ、足を洗ったはずの彼女のロシアスパイとしての過去に強制的に立ち向かわせようとすることで彼女の人生が急変する――。
単なるスパイだっただけでなく、KGBの実験により生み出されたジェニーは、特殊な能力も身につけていた。彼女と同じような能力を持つ人間が、不可解で異常な連続殺人事件を起こしており、築き上げた人生と家族を失う覚悟で、犯人を捕らえるために戦うようになる。
脚本・製作総指揮は、『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』『クリミナル・マインド 国際捜査班』『コールドケース 迷宮事件簿』を手がけるアダム・グラス。彼の担当した作品を考えると、超常現象&犯罪スリラーというこの新作にはかなり期待が持てそうだ。
主演のマルガリータは、旧ソビエト連邦生まれのため、ロシア語も堪能。以前にも米NBCのドラマ『Allegiance(原題)』でロシアのスナイパーを演じたこともある。最近では、『ブラックリスト』『DEUCE/ポルノストリート in NY』などのドラマや、映画『パーフェクト・ルーム』などにも出演している。
『In From the Cold』のロケは3月よりスペインのマドリードで開始予定。その他のキャストや配信については情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『リベンジ』(c)2013 ABC Studios.