世界中で人気沸騰の体験型エンターテインメント、脱出ゲームをモチーフにした予測不能のサバイバル・スリラー『エスケープ・ルーム』(東京テアトル配給作品)が、2月28日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国公開されることが決定した。サスペンス&サプライズ満載のストーリーに加えて見どころなのが、有望株のキャストが集結していること。今回はそんな彼らについてご紹介しよう。
あるシチュエーションに閉じ込められた参加者が、仲間と協力してパズルと暗号を解き、アイテムや鍵を探し出して密室からの脱出を試みる...。そんな脱出ゲームをモチーフにした本作では、謎の送り主からの招待状によって賞金1万ドルを懸けた脱出ゲーム"エスケープ・ルーム"に参加することになった男女6人が、部屋に仕掛けられた危険な罠によって命懸けのゲームを強いられる。
大規模なセットと特殊効果によって創出された灼熱部屋、極寒部屋といった部屋の奇想天外なギミックが、観る者に究極のサスペンス&サプライズを体感させる。世代もバックグラウンドも異なる登場人物たちの極限心理に迫り、決死の脱出アクションや謎に包まれたゲームマスターの存在など、次々に訪れる衝撃的な展開から目が離せない。全米初登場第2位のスマッシュ・ヒットを飛ばし、すでに続編の製作も進行中の話題作だ。
そんな本作の注目キャストの一人が、テイラー・ラッセル(ゾーイ役)。内気な理系大学生を演じたテイラーはバンクーバー出身の25歳。子どもの頃からパフォーミングアーツに熱中しており、高校卒業後まもなく役者デビューを飾ると、キャリア1年目にして数多くの映画やドラマに出演。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のSFドラマ『フォーリング スカイズ』に5話にわたって出演。Netflixオリジナルシリーズ『ロスト・イン・スペース』のジュディ・ロビンソン役に起用され、2018年に来日も果たしている。4月10日(金)公開予定の映画『WAVES ウェイブス』でハリウッド批評家協会など複数の新人賞に輝いた。
二人目は、イラク帰りの元陸軍兵士を演じるデボラ・アン・ウォール(アマンダ役)。ニューヨーク出身で35歳となったばかりのデボラは10年以上のキャリアを誇り、脚本家やプロデューサーを務めた経験もある。人気ドラマ『トゥルーブラッド』で全7シーズンにわたって演じたジェシカ・ハンビー役で知っている人も多いだろう。そのほかにも『Marvel デアデビル』で主要キャラクターのカレン・ペイジを演じ、さらに『ER 緊急救命室』『CSI:科学捜査班』『メンタリスト』といった大ヒットドラマでゲストを務めている。映画の『マザーズデイ』『キリング・ショット』でサスペンスやアクションを経験済だ。
最後にご紹介するのはジェイ・エリス(ジェイソン役)。38歳の彼は裕福な投資家を演じているが、自身も俳優だけでなく投資家としての顔を持つ。ジョシュ・ヘンダーソン(『ダラス』『アレンジメント ハリウッドに潜む闇』)が幼なじみだからか、演技に興味を抱き2005年にキャリアをスタート。9シーズン続いたロマコメドラマ『The Game(原題)』や2016年のインディペンデント映画『Like Cotton Twine(原題)』で知名度を得て、米HBOの『インセキュア』では主人公の相手役を務めた。オスカー女優のケイト・ブランシェットが出演する米FXの新作ドラマ『Mrs. America (原題)』や、7月10日(金)公開予定のトム・クルーズ主演映画『トップガン マーヴェリック』にも起用されている。
彼ら3人のほかにも、『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』のタイラー・ラビーン(中年のトラック運転手マイク役)や、『ユニークライフ』のニック・ドダーニ(ゲーム愛好家のダニー役)、『ウォーキング・デッド』のローガン・ミラー(冴えないフリーターのベン役)にも注目してほしい!
内気な理系女子大生ゾーイ、冴えないフリーターのベンら男女6人が、賞金1万ドルが懸かった体験型脱出ゲームに参加するため、シカゴの高層ビルに集まった。ところが前触れもなくゲームがスタートし、姿なきゲームマスターが仕掛けた邪悪なトラップに翻弄された彼らは、タイムリミットが迫る極限状態で命懸けのゲームを強いられていく。想像を絶する難関を死に物狂いでクリアしていくうち、全員が大惨事の"唯一の生存者"という共通の過去を持つことが明らかになり...。
『エスケープ・ルーム』は2月28日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『エスケープ・ルーム』
© 2019 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.