人気俳優マーク・ウォールバーグ(『トランスフォーマー』『テッド』シリーズ)とピーター・バーグ監督(『LEFTOVERS』『キングダム/見えざる敵』)がタッグを組んだ痛快サスペンス・アクション、Netflix映画『スペンサー・コンフィデンシャル』が全世界独占配信中だ。同作でヒロインを演じるのは、スタンダップ・コメディエンヌのイライザ・シュレシンガー。そんな彼女が起用された経緯や経歴をご紹介しよう。
主人公スペンサーの恋人シッシーを演じるイライザは、1983年テキサス州ダラス生まれ。『イライザ・シュレシンガーの一撃必殺』(2016)、『イライザ・シュ レシンガーの私は長老ミレニアル』(2018)、『イライザ・シュレシンガーのベール反対!』(2019)などの冠作品がNetflixで多数配信されている売れっ子で、その美しい見た目から矢継ぎ早に繰り出されるド直球のジョークに定評がある。製作・脚本を自ら務めるほか、女優としても活躍しており、2018年のコメディ映画『インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~』ではマークと共演。今後も、シャイア・ラブーフ出演映画『Pieces of a Woman(原題)』などが待機している。
イライザは本作出演の経緯について、「オーディションを受けた後、マークが直接私に電話したがっていると聞いて、オーディションに落ちたことを伝えるためにわざわざ電話してくれるなんて紳士ね、と思ったわ」とイライザ節を交えつつ回想。「マークは電話で私の演技を褒めてくれて、"準備はいいかい?"と聞くから"役をもらえたの?"と聞いたら"そうだよ"って言われたの! 叫び声を上げながら喜んでいたら、セキュリティが心配して助けを呼びに行っちゃった!」とオチを付けることも忘れなかった。
そんなイライザは本作でもコメディセンスを発揮。「自分のキャラクターに関する提案をすると、監督たちは耳を傾けてくれたわ。セリフを書かせてくれたり、アドリブもさせてくれたのよ」と語る彼女が、スペンサーたちによる悪を暴くための活動を「正義の味方気取りのバットマンごっこ!」と一蹴し、大の男をタジタジにさせる場面も登場する。
スカウトしたマークはイライザについて「とても面白い人だし、たくましい女性を見事に演じてくれたよ」と絶賛。ウィル・フェレルやスティーヴ・カレル、セス・マクファーレン、ドウェイン・ジョンソンといったコメディを得意とする人気俳優と共演してきたマークも認めたイライザ演じるシッシーの強烈なキャラクターにも注目だ。
刑務所から出所したスペンサーは、頑固者で喧嘩っ早い粗野な男だが実は正義感あふれる元警官。友人ヘンリーの紹介で図らずも相棒となったホークとともに、投獄されるきっかけとなった世間を大混乱に巻き込んだ殺人事件の謎を調査していく。二人は隠された真実とその裏にうごめく陰謀を暴き出そうとするが、汚職警官、麻薬カルテル、その裏に潜む大物政治家の巨悪に気がついたことで、口封じのターゲットになってしまう。果たして彼らは正義を貫くことができるのか?
Netflix映画『スペンサー・コンフィデンシャル』は独占配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:
Netflix映画『スペンサー・コンフィデンシャル』は独占配信中