『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で隠れ人気キャラを演じたベロニカ・グゥとは?Netflix映画『オールド・ガード』

7月10日(金)より独占配信される、シャーリーズ・セロン主演のNetflix映画『オールド・ガード』。同作にも出演する、現在ハリウッドで引っ張りだこのベロニカ・グゥについてご紹介しよう。

本作は、不死身の身体を持ち、歴史の影で人類を守り続けてきた特殊部隊〈オールド・ガード〉を描く。シャーリーズが演じるのは、同部隊を率いる傭兵アンディ。そのアンディの過去に関わる、物語の重要人物クインに扮するのがベロニカだ。

キュートな顔立ちと妖艶な雰囲気を併せ持つベロニカは、1979年ベトナム生まれ。母国の映画界では『ソード・ウォリアーズ 皇帝の剣闘士』(2013)に出演し、『フェアリー・オブ・キングダム』(2016)では監督・製作・主演を務めるなど、幅広く活躍してきた。そして2017年の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ではレイやフィン、ポーとともにカイロ・レンらと戦いを繰り広げた仲間のローズの姉ペイジ・ティコを演じた。仲間を守るための勇敢な活躍により短い出演シーンながら強烈な印象を残し、ベロニカの知名度は大幅にアップ。その美しさに圧倒された人も多く、シリーズ外伝の主役をやってほしいという声さえ挙がるほどの隠れ人気キャラクターとなった。

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ベロニカはさらに、ウィル・スミス主演のアクション・クライム映画『ブライト』(2017)で、主人公ダリルの前に立ちはだかる謎の集団〈インファーニ〉のメンバーであり、妖しい美しさを備えたキャラクター、ティエンを熱演。スパイク・リー監督の映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020)では実在の人物ハノイ・ハンナを演じており、出番は短くとも印象的な演技を披露している。

超大作や大物俳優とも一緒に仕事をしてきたベロニカが『オールド・ガード』で演じるクインは、かつてともに戦い、現在のアンディの心情にも強い影響を与えた重要人物ということは判明しているが、それ以外は謎に包まれたキャラクターだ。現代においてアンディは、とある理由から戦い続けることに疑問を抱いてしまっているが、その秘められた原因はクインにあるのだろうか? 監督のジーナ・プリンス=バイスウッドは、「私はクインというキャラクターをとても気に入っているわ。彼女の存在はとても魅力的で、壮大なの」と言葉少なに語っている。クインの正体は定かでないが、本作を通じてベロニカの知名度がいっそう向上していくことは確かだろう。

何世紀にもわたり歴史の影で暗躍し、誰にも知られることなく人類を守り続けてきた秘密の特殊部隊〈オールド・ガード〉。兵士アンディが率いるそのメンバーは永遠の命を持つ不死身の傭兵だったが、ある日、その特別な能力が何者かによって暴かれ、強大な組織から狙われることに。手段を選ばない組織の脅威に立ち向かう部隊と人類の運命はアンディと仲間に託された...!

Netflix映画『オールド・ガード』は7月10日(金)より独占配信。同じくベロニカが出演するNetflix映画『ブライト』は独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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Netflix映画『オールド・ガード』
Netflix映画『ブライト』