『アベンジャーズ』トム・ホランド&クリス・プラット、仲良しすぎるアフレコシーン公開!『2分の1の魔法』

『トイ・ストーリー』シリーズや『モンスターズ・インク』シリーズ、『リメンバー・ミー』で世界中を感動の渦に巻き込んできたディズニー&ピクサー。その最新作にしてピクサー映画史上最も意外なラストに感動すると呼び声高い『2分の1の魔法』が、8月21日(金)より公開される。この度、字幕版で主人公のイアンとその兄バーリーを演じたトム・ホランド、クリス・プラットの仲良しすぎるアフレコシーンが公開された。

本作は、はるか昔は魔法に満ちていたが、時の流れと科学や技術の進歩とともに忘れ去られてしまい、魔法が消えかけた世界が舞台。主人公イアンは自分が生まれる前に死んでしまった父親に「一度だけでいいから会いたい!」と願う少年。何をやってもうまくいかず、自分に自信を持てないが、実は隠れた魔法の才能を持っている。一方、兄のバーリーは弟とは正反対の陽気な性格のキャラクターだが、幼い頃に死に別れた父親に「もう一度だけ会って伝えたいことがある」という思いを抱えていた。そんな二人が父に会いたいという願いを叶えるため、父を完全(全部)に蘇らせる魔法を探す旅に出るが、残された時間はたったの24時間。それまでに魔法を完成させないと二度と会えなくなってしまうが...。

『アベンジャーズ』シリーズでピーター・パーカー/スパイダーマン役のトムと、ピーター・クイル/スター・ロード役のクリスはすでに共演経験がある。このたび公開されたのは、そんな彼らが"浮かべエレヴァー"という物を浮かせる魔法の呪文と、"心に火を"という言葉の言い合いで大爆笑してしまうアフレコシーン。通常、ピクサーの作品では声優同士が一緒に収録を行うことは珍しいが、本作ではトムとクリスが一緒に収録する機会があった。

クリスが「楽しいな、トム。二人が揃うと大きな"魔法"になる」と気合いを入れて始まった魔法の呪文を繰り返し言い合ったり、クリスが陽気な兄バーリーの台詞をジェスチャーを交えながら「心に火を!」と言うと、トムが思わず吹き出してしまうなど、彼らの仲の良さがうかがえる。

トムは、お茶目なクリスに対して「バーリーとクリスには似ているところがあるんだ。バーリーは愛の塊のような人で、とても楽観的。クリスもそういうところは同じで、この世界に入って何も分からなかった僕にいろんなことを教えてくれた。いつも僕の背中を押して、良い方向へ導いてくれるんだ」と語り、プライベートでもクリスのことを本当の兄のように慕っているという。クリスも同じく、内気なイアンを演じるトムに対して「イアンとトムにも似ているところがあって、応援したくなるキャラクターなんだ。この映画を観ていると誰もがイアンを応援したくなるんだけど、僕もトムには役者として頑張ってほしいと思っているし、弟のように大事な存在なんだ」と明かす。お互いが本当の兄弟のように大事に思い合っているからからこそ、父親に会うために力を合わせる兄弟を演じることができたのだろう。

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すでにマーベルファミリーだったトムとクリスがもう一度家族を演じた『2分の1の魔法』(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)は、8月21日(金)公開。(海外ドラマNAVI)

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『2分の1の魔法』
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