鍛錬で身に付けた魔術を操る異色のマーベル・ヒーロー『ドクター・ストレンジ』。演じるベネディクト・カンバーバッチが、自身の衣装を間違って呼ばれることにうんざりしていると明かしている。
2016年以降、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でエゴイストな外科医スティーヴン・ストレンジこと、ドクター・ストレンジを演じているベネディクト。10月15日(木)にラジオ出演した際、衣装に関して長い間思っていたことをファンに語った。
「もちろん、マントだよ。皆ケープと呼ぶけれど、マントなんだ。ついこないだも着ていたんだ。素晴らしい衣装だよ。映画第一作目の衣装デザイナーであるアレックスが作ってくれたんだけど、彼女は本当にすごいんだ。細部にまでこだわっていて、質感がよくてとても豊かな品なんだ。映画の中では、本当に生き生きしているように感じてるよ。重いしね。あれはマントだよ、間違いなくマントだ!」
ケープだと言われ続けているあの衣装はマントだと主張するベネディクトだが、実はまだその"マント"を家には持って帰ってはいないという。
「俳優が現場から持って帰ったものについて話すのをよく聞くけど、物を持って帰るなんて、情けない行為だと思っていたよ。でももしかしたら、マントは貰っていくかもしれない。ドクター・ストレンジの役が終わって、"マント"をハンガーに掛けて終わる瞬間には、他のことも後悔するだろう。でも、衣装を持って帰らなかったことを後悔するかもしれないね」と、ストレンジの衣装には愛着があることを明かした。
そんな愛着のある衣装で演じる『ドクター・ストレンジ』シリーズだが、最新作『Doctor Strange in the Multiverse of Madness(原題)』の公開は2022年を予定している。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
『ドクター・ストレンジ』撮影現場より
©NYZS/FAMOUS