『マクガイバー』幻となったシーズン6ではタイムジャンプを予定していた...!

米CBSにて2016年より5シーズンにわたって放送された痛快冒険アクションドラマ『MACGYVER/マクガイバー』。シーズン4で解雇されたクリエイターのピーター・M・レンコフは、シーズン6の冒頭で大きなタイムジャンプを設け、主人公マックに関するある展開を描くつもりだったと明かした。(※本記事はシーズン5の展開を示唆する内容を含みますのでご注意ください)

2020年7月に、クリエイター・製作総指揮を務めたレンコフは不適切な行為により番組を解雇されたが、シリーズを去る1カ月前に、シーズン6への伏線となるシーズン5最終話の設定やストーリー展開の構想を練っていたようだ。

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レンコフは、自身が執筆したシーズン5最終話の概要をInstagramにアップ。その投稿によると、シーズン5最終話の舞台は太平洋岸北西部の森となり、11歳のジミーという少年が登場。しかも時代設定は2035年で、その少年はマクガイバーの息子だと紹介され、さらにジミーの母親はシーズン1よりレギュラーとして活躍していた天才ハッカーのライリー・デイヴィスであることが明らかに。概要には、「番組のヒーローが築いた幸せな家族を見て、観客は騒然とするだろう。ノートパソコンもスクリーンも、生死を懸けたミッションもない。愛する家族と平和に...」と記されている。

また、その投稿でレンコフは、「これは大まかな脚本だが、シーズン6でファンに新たな方向性となる何か―、マックとライリーのロマンスを与えていただろう。もちろん、このストーリー(シーズン5最終話)は私たちに結末を垣間見せてくれるが、二人の関係がどうなるかを知っていながら、いかに新シーズンで二人のロマンスに火がつくのかを目にするのは、ちょっとした冒険になったに違いない」とコメントを添えている。

どうやらレンコフは、シーズン5最終話でマクガイバーとライリーの未来をほのめかし、大きなタイムジャンプでシーズン6第1話をスタートさせ、どのように二人の関係が恋人へ進展していくかを描くつもりだったようだ。

そして、レンコフの代わりにシーズン5よりショーランナーを引き継いだモニカ・メイサーも、過去のインタビューで、シーズン6にマックとライリーが繰り広げるロマンスの要素を投入するつもりだったと述べていた。

なお、『MACGYVER/マクガイバー』ファイナルシーズンは、スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて放送中。(海外ドラマNAVI)


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『MACGYVER/マクガイバー』© CBS Broadcasting Inc.