『HOMELAND』クレア・デインズ、米FX製作の新作ドラマで悩むバツイチ女性役に

米Showtimeの人気スパイドラマ『HOMELAND』で8シーズンにわたり、CIAの分析官キャリー・マティソンを演じたクレア・デインズが、ベストセラー小説のドラマ化となる米FX製作のリミテッドシリーズ『Fleishman is in Trouble(原題)』に出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

『Fleishman is in Trouble』は、タフィー・ブロデッサー=アクナーによる同名処女小説をドラマ化するシリーズ。主人公は、妻と別れたばかりのトビー・フレイシュマン。勇気を奮い、出会い系アプリを使用してデートを開始し、結婚する前には経験したことがなかったほど女性にモテ始める。ところが、トビーが自由な関係を楽しみ始めた最初の夏に、元妻レイチェルが子どもたちを残して姿を消してしまう。レイチェルの所在をつかめず、子育てと仕事、新たな恋愛との間でバランスを取りながら生活を送るトビーは、自分たちが送った結婚生活と真剣に向き合うまで、レイチェルに何が起きたのかを本当に理解することはできないだろうと悟る――。

クレアは元妻のレイチェル役を演じる。成功を収めた野心的なタレント・エージェントで、表向きはしっかりしているが過去のトラウマを隠しているというキャラクターだそうだ。トビーと別れた後、最初は自由を楽しんでいたが、最終的に彼女は自分の新しいアイデンティティに悩み始めるという設定だ。

トビー役で主演するのは、DC映画『ジャスティス・リーグ』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でヴィランのレックス・ルーサーを演じ、ホラー映画『ゾンビランド』シリーズなどで知られるジェシー・アイゼンバーグ。シリーズでナレーターを務め、トビーの友人リビー役に扮するのは、『マスターズ・オブ・セックス』『キャッスルロック』などでお馴じみのリジー・キャプラン。

原作者のブロデッサー=アクナーがクリエイター・脚本・ショーランナーを担い、製作総指揮に名を連ねるのは、サラ・ティンバーマン(『SEAL Team/シール・チーム』)、カール・ベヴァリー(『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』)、スザンナ・グラント(『アンビリーバブル たった1つの真実』)、ヴァレリー・ファリス(『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』)ほか。ファリスは監督も兼任する。

クレアが参加し、豪華キャストとなる『Fleishman is in Trouble』は、米FX on Huluで配信予定。(海外ドラマNAVI)

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