『SATC』続編、ウィリー・ガーソンは全話に出演予定だった、当初の展開をショーランナーが明かす

『SEX AND THE CITY』でキャリーの親友スタンフォードを演じたウィリー・ガーソン。彼は続編ドラマ『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』の撮影中だった2021年9月に亡くなり、同作への出演は途中退場となってしまった。ショーランナーによると、本来なら全10話に出演する予定だったといい、その当初の展開を明かした。(※本記事は、『AND JUST LIKE THAT...』のネタばれを含むのでご注意ください)

配信された『AND JUST LIKE THAT...』では、スタンフォードは第1~3話に登場し、第4話「新しい友人」で彼は自分がマネージャーを務める10代のTikTokスターと一緒にツアーへ行くために東京へ引っ越すと、キャリー宛てに手紙を残し、シリーズからの退場劇が描かれた。また、その手紙には夫アンソニーが離婚を望んでいることも記されていた。

シリーズでショーランナーを務めるマイケル・パトリック・キングは米Varietyのインタビューに答え、全10話にわたって描かれるはずだったスタンフォードのストーリーについて説明した。

「彼が病気で出演を完了できないと私が知る前、スタンフォードは中年の危機に陥るはずだったんです。スタンフォードは常にマネージャーとしてのキャリアに境界線を敷いていました。私たちは、それが本物のキャリアではなかったという事実を探求するつもりだったんです。変化を感じて、(関係の軸が)キャリーとスタンフォードとなり、アンソニー(スタンフォードの夫)とは、いずれにしろたぶん別れることになっていたでしょう」

また、撮影を予定していたシーンには、サラ・ジェシカ演じるキャリーとスタンフォードがオリジナル版でよく見せていた、軽く陽気な、いかにも親友同士らしい場面があったとのこと。その二人のシーンは、実際に15年以上も近しい友人であるサラとウィリーの歴史が反映されたシーンだったそう。さらにキングは、途中でストーリーからスタンフォードを退場させる展開も、ウィリーが病魔と闘っていた状況を踏まえ、素朴で簡潔な内容にしたとも明かしている。

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(海外ドラマNAVI)

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