タトゥイーンの新たな"大名"として君臨するボバ・フェットの物語が描かれる『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』。本作に『マンダロリアン』シリーズから主人公マンダロリアン(愛称:マンドー)が登場したのは、以前お伝えした通り。今回は、マンドーを演じるペドロ・パスカルによる、あのキャラへの愛溢れるコメントをご紹介しよう。(※以下、本作第6話のネタバレを含む)
ボバの手に汗握る決闘やタトゥイーンで繰り広げられる大迫力のアクションが描かれた『ボバ・フェット』。そんな中、ファンの興奮がいまだ冷めないのが、親子のような絆で結ばれているマンドーとグローグーの感動的な再会だ。
二人の物語の始まりは、ドラマシリーズ『マンダロリアン』。多額の賞金を賭けられ狙われていたグローグーをマンドーが救出し、まだ幼い彼とともに旅を続ける中で互いに絆を深めていった。しかし、『マンダロリアン』シーズン2最終話で、グローグーが秘めるフォースの力を訓練するべく、ルーク・スカイウォーカーとの修行のため、涙ながらに別れることに。
本作の第6話では、マンドーが修行中のグローグーへ会いに行く。再会を胸に弾ませていた彼だったが、グローグーのためを思うなら会わずに帰るようアソーカ・タノから忠告を受ける。マンドーは悩んだ結果、今会ってしまうとこの先恋しさに苦しむことになるグローグーのことを思い、遠くからその姿を見つめることしかできなかった...。
一方グローグーは、陰ながらマンドーが訪れたことを知る。そして、マンドーからの贈り物である鎖帷子を選びジェダイへの道を諦めるか、ヨーダのライトセーバーを譲り受け、彼に二度と会うことなくジェダイへの道を進むか......ルークから究極の選択を迫られる!
そんな中迎えた最終話、ボバ・フェットと共に戦うマンドーの元にグローグーが現れ、念願の再会を果たす! マンドーの胸に飛び込むグローグーに対し「よしよし、俺も会えて嬉しいよ。また会えるとは思わなかった...いいんだ、俺も寂しかった」と声をかける姿は、ファン感涙の名シーンとなった。
マンドーを演じているペドロは、グローグーについて「あの子は美しいんだ。私がこれまで役者を経験してきた中で、最高のパートナーの一人だよ」と並々ならぬ愛を告白。さらに、「このような作品で大切なのは、"スター・ウォーズへの愛"なんだ。そして、その愛を物語に注ぐこと。特殊効果や火薬を使う演出も大好きだし魅力的だと思う。だが、何よりもキャラクターと関係性が大事なんだ」と、作品を作り上げるうえで重要視していることを語っている。
マンドーとグローグーの感動的な再会は『マンダロリアン』ファン必見! 『マンダロリアン』シーズン1~2、そして『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』はディズニープラスで独占配信中。
Photo:
『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(C)2022 Lucasfilm Ltd.
『マンダロリアン』シーズン2(C)2022 Lucasfilm Ltd.