『グレイズ・アナトミー』キャストが明かす、実はオーディションを受けていた役

米ABCの大人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』。これまでの多くの俳優が本作に出演し、それぞれの役を見事演じ切って視聴者を惹きつけてきたが、実は別の役でオーディションを受けていた俳優たちがいる。オーディションの真相を語ったキャストのインタビューを、米Backstageが紹介している。

2013年、サンドラ・オーはクリスティーナ・ヤンとは異なる役で受けたオーディションについて、米TV Guideに告白。「私は(ミランダ・)ベイリー役でオーディションに参加したの。白衣を着て、髪は三つ編みにしていた。チャンドラ・ウィルソンとは全く異なる形でベイリーを演じたけど、ベイリーというキャラクターと共鳴することができなかった」と話した。その後、サンドラは何のキャスティングかは知らずにオーディションを受け、クリスティーナ役をオファーされたという。

一方で、ベイリー役のチャンドラ・ウィルソンは同役を得られるとは思っていなかったという。「オーディションを受けて、夜に局に戻るように言われた。私ともう一人別の女優がその指示を受けたの」と当時を振り返った。オーディションでは良い評価を得たそうだが、もう一人の方が絶賛されていたことから自分が役を得ることは難しいと感じたという。

「(オーディションが終わって)階段を降りている時に(キャスティング担当の)彼らは他の役者たちと話していたので、これはLAヘのタダの旅行だったと思うことにした。でも、役に選ばれたのはその次の日だった」

また、ジェシカ・キャプショーはアリゾナ・ロビンス役を得る前にいくつかの役のオーディションを受けたとTV Guideに明かした。「ローレン・スタミールが演じた看護師ローズ役のオーディションを受けた。2年前に(デレク・シェパード役の)パトリック・デンプシーと一緒に仕事をしていたので、彼と相性良くやることができたの」とジェシカ。

「だけど、別の人が選ばれ、"なんで!"って思った。そして1年後に、まだ名前のなかった役のオーディションを受けたの。恋愛に奔放で、冒険的な役どころだったけど、また落ちてしまった。それはメリッサ・ジョージのセイディ役だった。彼らは私のことも気に入っていると言ってくれたので、もしそれが本当ならいつかは作品に参加できると思っていた。それから1カ月後、アリゾナ・ロビンスとして3話分のオファーをもらった」

『グレイズ・アナトミー』シーズン18は本国で放送中。シーズン19への更新もすでに決定済み。(海外ドラマNAVI)

TSUTAYACTA02.png

Photo:

『グレイズ・アナトミー』©ABC Studios