Amazon製作による異色スーパーヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』は、スピンオフドラマの製作が進行中で、3月4日(金)よりアニメシリーズ『ザ・ボーイズ:ダイアボリカル』がスタートしたばかり。そんな次々に拡大を続けるユニバースについて、シリーズのプロデューサーが言及している。
『ザ・ボーイズ』は、巨大企業ヴォート社が生み出した傲慢で堕落したスーパーヒーローチーム"セブン"と、彼らを成敗しようとする自警団"ザ・ボーイズ"の攻防戦がアクション&ブラックユーモア満載で描かれている。
米Varietyのインタビューに、『ザ・ボーイズ』と『ザ・ボーイズ:ダイアボリカル』などで製作総指揮を務めるエヴァン・ゴールドバーグが登場し、他のプロジェクトを検討中に別の新しいシリーズが生まれたと明かしている。
「私たちは実写版映画のアイデアを練っていて、その時、『ダイアボリカル』のアイデアが浮び、これは完璧だと思いました。そのアイデアは映画『赤ちゃんのおでかけ』のパクリのような感じです...。いつも私たちはスピンオフについて話し合い、複数の異なるアイデアに取り組んでいます。実現しないものもあれば実現するものもありますが、もっとフランチャイズ化を進めようと考えています。私たちは成長できます。レーザー・ベイビー(強化剤コンパウンドVを投与された赤ちゃん)のようにね」
ゴールドバーグの話によると、『ダイアボリカル』のアイデアは実写版映画を考えている時に思いついたようだが、映画版が"実現しなかった企画"なのかどうかは不明だ。しかし、『ザ・ボーイズ』のユニバースを拡大する数々のスピンオフやプロジェクトが話し合われていることは間違いないようなので、近いうちに映画版のニュースが飛び込んで来る可能性があるかもしれない。
なお、現在進められているスピンオフドラマ第1弾は、ヴォート社が運営するスーパーヒーローを育成する大学を舞台にしたシリーズ。すでに、『THE FLASH/フラッシュ』のレイナ・ハーデスティ、『めちゃくちゃ恋するハンターズ』のマディー・フィリップスらの出演が決定している。
そして、本家『ザ・ボーイズ』は待望シーズン3が6月3日(金)よりAmazon Prime Videoにて配信開始となる。初回は3話一挙配信で、以降毎週金曜日に1話ずつ配信。(海外ドラマNAVI)
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Amazon Prime Video『ザ・ボーイズ』