理想のお母さんを探せ!

『うちのママは世界一』のドナ、『奥様は魔女』のエンドラ、『大草原の小さな家』のキャロライン――。
往年の海外ドラマには、必ずと言っていいほど、あったかくて個性的な"母親役"がいました。
もちろん、今でも「家族の絆」はドラマにおける欠かせない要素のひとつ。"お母さんキャラ"は、その象徴的な存在といえるでしょう。
そこで今回のテーマは、【理想のお母さん】!
現在、日本で放映中の人気海外ドラマから、特に印象的な「お母さん」4人を厳選。
...「もしもこの人がお母さんだったら?」の主なメリット&デメリットや"推薦コメント"を、独断と偏見でまとめてみました!

■ローレライ・ギルモア...『ギルモア・ガールズ』)
子ども:ローリー(長女)
高校生のときに妊娠、出産。32歳の若さで16歳の娘を持つシングル・マザー。地元のホテルで総支配人として働く。夢は「自分のホテルを持つこと」。極度のコーヒー好き。飲まないと生きていけない。

○友達のような親子関係になれそう
○おいしいコーヒーさえ与えておけばOK
△テンションの高さについていけないことが
×自分の学校の先生と付き合っちゃうかも

どんなお母さん?
「年の割に甘えん坊なとこがあるし、精神年齢は私より下かも。その分、娘がしっかりしないとね。親子っていうより親友って感じ。コーヒーの飲みすぎでハイになると、つまんないジョークを言うのだけはなんとかしてほしいんだけど」(娘・ローリー)

■ブリー・ホッジ(ブリー・バン・デ・カンプ)...『デスパレートな妻たち』

子ども:アンドリュー(長男)/ダニエル(長女)
他に婚約者がいたが、前夫・レックスと結婚。2人の子をもうける。閑静な住宅街に住み、家事を完璧にこなす専業主婦。髪型もいつだってパーフェクト。夫を薬剤師の男友達に殺されたり、怪しげな歯科医と電撃結婚するなど、結婚運はかなり波乱万丈。

○食卓にはレストラン顔負けの料理が並ぶ
○家の中はいつもピカピカ
△でも自分の部屋を勝手に掃除される
×ひと気のない場所に置き去りにされるなど「お仕置き」が厳しい

どんなお母さん?
「バン・デ・カンプさんのとこって、家の中も庭もきっちり整っててウチとは大違い。でもこの前、コースターを敷かずにグラスをテーブルの上に置いたら、すっごく怒られちゃった。...あの家の子だったらちょっと息苦しいかも?」(友人の娘・ジュリー)

■キティー・フォアマン...『That "70s Show』
子ども:ローリー(長女)/エリック(長男)
明るく朗らかな"旧き善き時代のお母さん"。近所の病院でナースとして働いていた。夫・レッドとはいまだにアツアツ。嫌いなものは「姑」と「パーティーで仲間外れにされること」。ビデオレコーダーなど、機械の扱いは苦手。

○屈託のない笑い声で和める
○テレビドラマ好き。一緒に楽しめそう
△精神的に追い詰められるとお菓子を焼く
×なかなか子離れしてくれない

どんなお母さん?
「あの頑固で怒りっぽい父さんを上手く扱えるのは母さんしかいないと思うよ。ただ、いつまでたってもボクのことは赤ちゃん扱いなんだよね。姉さんの将来に期待するのはもう諦めたみたいだけど、そのシワ寄せが...」(息子・エリック)

■アリソン・デュボワ...『ミディアム 霊能者アリソン・デュボワ』

子ども:アリエル(長女)/ブリジット(次女)/マリー(三女)
優しい夫と3人の娘に囲まれて暮らす、一見ごく平凡な主婦。だが、死者とコミュニケーションしたり、ビジョンを見ることができる力を持つ。霊能力を生かして、地元の検察で犯罪捜査に協力。夜は悪夢にうなされてしょっちゅう飛び起きる。

○予知夢で危険を回避可能
○娘にはもれなく霊能力が遺伝
△霊と話してるときは独り言みたいでコワイ
×たとえ夜中でも検事から電話があれば出勤

どんなお母さん?
「わたしのママは"したい"をさがすおしごとをしています。このまえもみんなでピクニックにいったとき、おんなのひとのしたいをみつけました。なんでママがみつけたのかよくわかりません。でも、せいぎのみかたみたいでかっこいいとおもいました」(娘・ブリジット)

「友達母娘になれそう」なローレライ、「口うるさいが家事は完璧」なブリー、「愛嬌たっぷり」のキティー、「霊能力まで受け継がせてくれそう」なアリソン...と、それぞれ全く異なるタイプの"お母さん"たち。
あなたの《理想のお母さん像》に一番近いのはいったい誰?