手塚治虫マンガの代表作「ブラック・ジャック」が海を渡り、アメリカで実写TVドラマ化されるかもしれない。

米Deadlineによると、「ブラック・ジャック」のTVシリーズ化の版権を獲得したのは、AMCの大人気ゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』の配給会社として知られるインディペンデント系スタジオEntertainment One。ハリウッド版リメイク『THE JUON/呪怨』の一瀬隆重とダグ・デイヴィソンが再びタッグを組み、この実写版ドラマシリーズのプロデュースを担当するという。

1973年から連載が始まった「ブラック・ジャック」は、無免許の天才外科医ブラック・ジャックが人里離れた診療所で、すでに医者から見放された重症の患者をスゴ腕の外科手術で救うという、医療マンガの元祖と言われる作品。そのストーリー性やブラック・ジャックのキャラクター、また代価として莫大な医療費を請求するクールさも、海外の制作会社がTVドラマ化を企画したくなる面白い点なのかも!?

実写版TVドラマは、手塚ワールドを再現できるのだろうか? それともまったく別の物語となってしまうのだろうか? キャストの発表など今後の情報が気になるところだ。(海外ドラマNAVI)