『CSI:』シリーズのクリエイターが「不思議の国のアリス」をドラマ化!

『CSI:ニューヨーク』『CSI:』シリーズのクリエイター、アンソニー・E・ズイカーが、米NBCでルイス・キャロル著の童話「不思議の国のアリス」を基にしたドラマを製作することが明らかになった。

米Deadlineによると、ドラマのタイトルは『Wonderland』。「不思議の国のアリス」のその後が描かれ、クララという新たなキャラクターも登場する。物語の舞台はアリスの冒険から数年が経過した世界。そこで暮らすクララは、7年前に不可解な症状に襲われ、謎を解くカギが不思議の国にあることを知る。そして、元の生活を取り戻すために、不思議の国を支配する女王に戦いを挑む...というストーリーになるようだ。脚本は、ホイット・アンダーソン。彼女は、ホイットニー・アンダーソンという名前で『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』『BONES -骨は語る-』などに役者としても出演している。

ちなみに現在、他局でも「不思議の国のアリス」を題材にしたドラマを製作中だ。先日お伝えしたとおり、『NIKITA/ニキータ』のマックGは原作を現代版にアレンジした作品を米CW製作。さらに、米Lionsgate TVは、アリスの世界がベースになったグラフィックノベル『Wonderland』をドラマ化すると報じられている。

ベースが同じ童話とはいえ、内容はバラエティに富んだ各局のアリスの世界。どんな作品に仕上がるのか楽しみだ。キャスティングなど、続報に期待したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『CSI:ニューヨーク』
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