先日米国で放送された『NCIS: LA 極秘潜入捜査班』シーズン4の第3話に、レギュラーキャスト4人の実際の母親たちが揃ってカメオ出演を果たして話題となった。しかもセリフありで!
NCISチームが容疑者を追跡中にカジノを訪れた時、ポーカー・ゲームをしているシーンに登場したのは、クリス・オドネル(G・カレン)、LL・クール・J(サム・ハンナ)、ダニエラ・ルアー(ケンジー・ブライ)、そしてエリック・クリスチャン・オルセン(マーティ・ディークス)の実母たち。
この出演について、クリスは「プロデューサーからこのアイデアについて初めてメールをもらった時は冗談だと思ったよ。 でも製作者側が本気で考えていると知った時、興奮して自分の母に電話したんだ。 母にとって、とても重大な出来事になるって分かっていたからね! 母は2回めの出演もヤル気いっぱいだよ。再出演の可能性があったら絶対にOKするだろうね。 なにしろ大きなチャンスらしいから!」と笑顔で感想を述べたという。
また「スタイリストが髪の毛を整えてメーキャップもして、本番に向けて準備する母を見るのは楽しかったよ」と、彼にとってもスリルいっぱいの撮影だったと語るエリック。ダニエラは、「母と一緒に演技するなんて、そうそうチャンスがあるものじゃないわ!」と喜びいっぱいのコメントを残している。
製作者側は、母親たちが撮影待機中、快適に過ごせるようにと、豪華なトレイラー車を用意して、人工芝が敷きつまったパティオに花いっぱいの植木鉢を飾り、テーブルやソファーも用意していたそう。LLいわく「まるでNYヤンキー・スタジアムのようだったよ! 母は『再出演もバッチリ!撮影に慣れちゃったわ。』なんて言っているよ」
撮影時間はわずか数時間だけだったが、俳優たちにとって母親たちとの共演は思い出深い出来事になったようだ。(海外ドラマNAVI)
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