『ウォーキング・デッド』原作者が気になる発言。スタート時の登場人物が全滅しても番組は成立する?

ウォーキング・デッド日本でも10月31日(水)からいよいよ放送がスタートする『ウォーキング・デッド』シーズン3。主要キャラクターが何人も命を落とした本作について、原作者のロバート・カークマンは気になることを言っている。なんと、番組スタート時にいた出演者の顔ぶれが全員入れ替わっても、本作は成立するというのだ。

米Colliderのインタビューで、本人は次のように言っている―「うん、正直言って成立すると思うよ。こういう世界を舞台に物語を語るのが面白いんだ。もちろん、本作はリックの物語になっているわけで、そのギアを切り替えるにあたっては本当に強烈なことが起きないといけないけれどね」

「とても危険な世界を舞台にしているのだから、登場人物が虫けらのようにバタバタと命を落とさなかったら現実的な物語にならない―僕はいつも、そう言い続けてきた。シーズン1、2でやってきたように、これからもキャストを活用し尽くすつもりだ」

「番組が進展し、キャストが循環することがとても気に入っている。宣伝用スチルで目にする主演者の顔ぶれが、シーズンごとにかなり違っているのがいい。いつも新鮮で刺激的なんだ」と語るカークマン。

とはいえ、近い将来にキャストがいきなり全員入れ替わるというわけではなさそう。インタビューに同席したショーランナー(脚本総指揮)のグレン・マザラは、こうも言っている―「今シーズンで僕らが真剣に取り組んだテーマは生と死の問題だから、誰が死んでも番組は継続すると僕も思う。全員を皆殺しにして、まったく新しい人と入れ替えるということではないけれどね。さすがにそんなクレージーなことはしないけれど、仲間の死がどういう意味をもたらすかは描くつもりだ」

いずれにせよ、これまでに生き延びてきたお馴染みのキャラクターでも、命を落とす可能性はあるということか。もうすぐスタートするシーズン3も、ハラハラのし通しになりそうだ。(海外ドラマNAVI)

(c)TWD productions LLC Courtesy of AMC