11月10日(土)、先に報じた『glee』ファンイベントが行われた東京・お台場では、もう一つ伝説を作った作品のファンイベントが行われていた。1966年に日本で初めて放送された『宇宙大作戦』を皮切りに今もなお愛されている『スター・トレック』のファンイベントである。
ニフティが運営するイベントハウス『東京カルチャーカルチャー』にて催されたこのイベントは、シリーズの中でも特に人気の高い『スター・トレック:ザ・ネクスト・ジェネレーション』が今年25周年を迎えたということを祝って開催された。イベントでは、ファンによるプレゼンテーションや、撮影で実際に使用された貴重な小道具の紹介と展示、また参加者によるコスプレ大会も催され、今もなお『スター・トレック』シリーズを愛するファンたちが、ときには食い入るように演目を見つめ、ときには演者にツッコミつつ、楽しいひと時を過ごしていた。
イベントの途中、『新スタートレック』の中心メンバー、ジャン=リュック・ピカードの声を担当した麦人と、ビバリー・クラッシャー.の声を担当した一城みゆ希からのビデオメッセージが紹介され、さらにスペシャルゲストとして、ジョーディ・ラ=フォージ機関部長の声を担当した星野充昭本人が登場すると、割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こった。星野は当時の台本(全て手書き!)や共演者たちとの記念写真などを持参しており、「当時は収録の前日に台本を渡され、翌日収録に望んでいた」「ウェスリー・クラッシャー役の石田彰くんがかわいかったんだよ。今やすっかりベテランで人気者だけどね」など思い出話を披露。ファンにとっては、目も耳も潤う最高の一夜となったようだ。
ファンの同窓会ともいえる本イベント。『スター・トレック』を愛する方は、ぜひ次の機会に参加してみてはいかがだろう。(海外ドラマNAVI)