マーティン・フリーマン、イライジャ・ウッドらが来日! 映画『ホビット 思いがけない冒険』来日記者会見

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を手がけたピーター・ジャクソン監督が新たに贈る、壮大な冒険ファンタジー3部作の第1弾『ホビット 思いがけない冒険』。12月1日に完成披露試写会と来日記者会見が都内にて行われた。

舞台は『ロード・オブ・ザ・リング』3部作から60年前にさかのぼる。ホビットのビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)は、魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン)の訪問を受け、気が付けばトーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)率いるドワーフ13人とともに、冒険の旅に出ることに...。

記者会見で登壇したのは、ジャクソン監督をはじめ、今やドラマ『SHERLOCK』のワトソン役で大人気のマーティン、リチャード、それに『ロード・オブ・ザ・リング』3部作から引き続きフロド役を演じるイライジャ・ウッド、ゴラム役のアンディ・サーキスの5名。アンディがゴラムの声で「オハヨウゴザイマス」とあいさつすると、会場がどっと沸いた。

今回キャストが口々に語っていたことのひとつが、撮影現場の雰囲気。『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のキャストやスタッフが再集結し、親密さがより一層強まったという。「心を一つにして仕事ができた。再会だけでなく新たな出会いも大きな喜びだった」とイライジャ。新キャストのマーティンは「アットホームな雰囲気の中、楽しく演技ができた」と語り、リチャードは「人生で一番思い出深い18か月を過ごした」と振り返る。

技術的な側面では、"史上最強の3D映像(HFR 3D:ハイ・フレーム・レート3D)"を実現したことで話題となっている本作。1秒48フレームという高い描画速度で3D撮影され、より滑らかな映像を生み出している。ジャクソンは「リアリティを追求した」と意図を明かすともに、「人々が再び映画館に足を運ぶきっかけになれば」と話した。

『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日から3Dと2Dが同時公開。HFR 3Dは一部の劇場での上映となる。(海外ドラマNAVI)

Photo:(左から)アンディ・サーキス、ピーター・ジャクソン、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イライジャ・ウッド