『CHUCK/チャック』映画化を熱望するザッカリー・リーヴァイ、「『ヴェロニカ・マーズ』にあやかりたい」

日本でも大人気のオタク系痛快スパイ・アクションコメディ『CHUCK/チャック』。本シリーズで冴えない主人公のスパイ、チャックを演じるザッカリー・リーヴァイが、番組終了後の今も、シリーズの映画化を熱望していることがわかった。

最近、人気ドラマ『ヴェロニカ・マーズ』が、ネット上でファンの寄附を募るキックスターターで映画化にこぎつけたことは記憶に新しい。米E!Onlineがロサンゼルスで慈善イベントに出席したザッカリーに、『ヴェロニカ~』の映画化についてたずねると、彼は『CHUCK』の映画化への思いを打ち明けた。

「『CHUCK』を映画化したらゼッタイ面白いと思うよ」とザッカリー。「でも映画化には徹底した話し合いが必要だ。クリエイターのジョシュ・シュワルツやクリス・フェダックやワーナー・ブラザースの協力なくしては実現できないからね」ともコメント。

『CHUCK』はアメリカで2012年にシーズン5で放映を終了。シリーズ終了直後にも映画化を提案したザッカリーだったが、実現に至らなかった。ファンが出資者としてプロジェクトに参加する動きについては、「コンテンツ作りの新しいカタチとして歓迎したい。ファンに直結した番組作りにつながる」と大賛成。「うちも最初からキックスターターで資金調達して、ファンのための番組作りをしていたら、『CHUCK』自体、もっと長続きしたかもしれないなあ」と若干悔しそうに語っている。

ザッカリーは、資金調達を成功させた『ヴェロニカ~』の主演女優クリステン・ベルとクリエイターのロブ・トーマスをツイッターで祝福し、「一度解散した番組チームが再結成し、映画化という集大成を飾るなんて最高だよね」と実にうらやましそう。日本にも根強いファンを持つ『CHUCK』だけに、ぜひ映画化の動きが出てほしいものだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画化したらまた日本に来れるかも!? ザッカリー・リーヴァイ