米NBCにて2007年より5シーズンにわたって放送された人気スパイコメディドラマ『CHUCK／チャック』。チャールズ・バトウスキー役で主演したザッカリー・リーヴァイが、本作のリブートについてコメントした。
『CHUCK』は家電量販店で働くオタク青年チャックが、ひょんなことから国家機密を脳にインストールしてしまい、彼の脳内データ「インターセクト」を狙う謎の組織に追われながら、CIA、NSAと協力し、スパイとして活躍する姿が描かれる。
以前にも、ザッカリーがシリーズを復活させたいと熱心に語っていたことがあったが、米ポッドキャスト番組「Inside of You」に登場した彼が、再びリブート版について語っている。
「ドラマシリーズが終わる前から、僕は『CHUCK』の映画版を製作しようとしていた。資金も時間もなかったけど、とにかく僕たちは毎週ミニアクション映画を作っていたようなものだったからね。だから、もう少し時間と予算があれば本当にカッコいい、ちょっとした映画を作ってオンラインなんかで公開することができるんじゃないかな。まさに僕はこの企画を2012年からやろうとしていて、その時期は近いと感じている。そうなんだ。僕はクリエイターのジョシュ・シュワルツとクリス・フェダクと非常に実のある、希望が持てる話をした。そのリユニオンは本当に素晴らしくて、近況を報告し合ったよ」と、すでにクリエイターとリブート版についての話し合いの場を持ったようだ。
またザッカリーは、リブート版が実現したら配信サービスでリリースできるのではないかと考えているようだ。「僕たちは何かを起こそうとしているんじゃないかと思っているし、すごくワクワクしているよ。それに今は完璧に上手くいくと思う。なぜならワーナー・ブラザースが番組を所有しているし、今は色んな配信サービスやHBO Max（ワーナーの配信サービス）があるし、簡単に映画を製作してストリーミングできるからね」と、以前よりもリブート版の実現が容易になっていると述べていた。
ザッカリーは『CHUCK』のリブート企画に熱心のようだが、彼にはDC映画『シャザム！』の続編『Shazam! Fury of the Gods （原題）』に加え、『リバーデイル』のコール・スプラウスと共演する音楽コメディ映画『Undercover（原題）』などへの出演が決まっており、その撮影などで多忙を極めることは間違いなく、ザッカリーのスケジュール調節が一番の課題となりそうだ。
果たして、『CHUCK／チャック』はリブートとなるのか、今後の動向に注目しておきたい。（海外ドラマNAVI）
Photo:
ザッカリー・リーヴァイ ©James Warren/Famous
