バチカンのタブーに触れる衝撃作! 『ボルジア -欲望の系譜』DVDリリース決定!

先日、新しいローマ法王が誕生し、世界的にも大きな話題となったばかりのバチカン。さかのぼること15世紀末、「法王」と彼を取り巻く人々を史実に基づき描いた大河ドラマ『ボルジア -欲望の系譜』が7月3日(水)DVDリリースされることとなった。

15世紀末のヨーロッパといえば、華やかな芸術に満ちあふれ、商業はヨーロッパの各都市で繁栄し、人類の文化は頂点を極めていた"ルネッサンス"と呼ばれる時代である。その一方で、貴族・下層階級の対立や一族同士の争いは日々絶えず、犯罪、レイプ、殺人がはびこる堕落と腐敗に満ちた時代でもあった。その混沌とした世界の中心は、王国や帝国間の争いを調停するバチカンであった。

1492年、権力と名誉の象徴である「法王」の座をようやく勝ち取ったボルジア家の当主ロドリーゴがこのドラマの主人公。ロゴリーゴの生家であるボルジア家が、神の名の元に、目的を果たすためなら残虐な策略も平然と行い、後に「毒蛇の一族」として忌み嫌われる様を史実に沿って描いている。

製作総指揮のトム・フォンタナとバリー・レヴィンソン(『OZ/オズ』)は、史実に即した生々しいストーリーという点だけではなく、実際の肖像画に似たキャスト選びにはじまり、衣装や美術も当時のものを忠実に再現したという。彼らのこだわりで選ばれた出演者は、ロドリーゴ・ボルジア(アレクサンデル6世)をジョン・ドーマン、ロドリーゴの息子チェーザレ・ボルジアをマーク・ライダー、娘ルクレツィア・ボルジアをイゾルデ・ディシャウク。「聖職」の裏に流れる血なまぐさい権力闘争をじっくり楽しんでいただきたい。

『ボルジア-欲望の系譜』DVD-BOXは、SPOより7月3日(水)リリース。同日にvol.1~6がレンタルスタートとなる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ボルジア -欲望の系譜』
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