ブラッドリー・クーパー、次回作ではスピルバーグ監督とタッグを組み、"米軍最強の狙撃手"を演じる!

映画『世界にひとつのプレイブック』で今年度アカデミー賞の主演男優賞にノミネートを果たし、現在、映画界で波に乗っているブラッドリー・クーパー。このたび自身がプロデュースを務める映画作品『American Sniper』で、スティーヴン・スピルバーグ監督とタッグを組むことが決まったと米Hollywood Reporterが報じた。ブラッドリーは本作で主役の狙撃手を演じる。

『American Sniper』は米海軍特殊部隊SEALs(シールズ)のクリス・カイル氏による自伝をベースとした作品。カイル氏の著書『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』には、イラク戦争で150人以上の敵を狙撃したとする実体験が綴られている。不幸にもカイル氏はこの2月に同じく退役軍人の元海兵隊員に射殺され、悲劇的な死を遂げた。

カイル氏の著書は18週間もの間、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに入り、そのうち13週間、第1位にランクインするほどアメリカ国内で好評を得た。ブラッドリーの製作会社22nd & Indianaらは1年前に書籍のオプション権を獲得。映画化の企画を進めるなか、このたびスピルバーグが監督兼プロデューサーとして就任した。脚本と製作総指揮は映画『愛とセックスとセレブリティ』のジェイソン・ディーン・ホールが兼任。製作はワーナー・ブラザーズとドリームワークスが共同で行う。

巨匠スピルバーグ監督とタッグを組む本作で、ブラッドリーは俳優としてどんな一面を見せ、プロデューサーとしてどんな手腕を発揮するのか。大いに期待したい。(海外ドラマNAVI)