ティーン層がターゲットの米CWが、新作ドラマ4作品を発表!

ティーン層に人気のドラマを中心に放送する米CW。同局は2013-14年のシーズンに向けて、4作品のシリーズ製作にゴーサインを与えた。ラインナップは以下のとおりで、SF的設定が多いのが特徴となっている。

『トゥモロー・ピープル』
英国で1970年代に放送されたSFドラマ『地球防衛団』のリメイク。瞬間移動やテレパシーといった特殊能力をもつ少年少女たちが、悪の勢力を倒すために力を合わせて戦う。製作総指揮は『Arrow』のグレッグ・バーランティと、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のジュリー・プレックなど。『マッドメン』のペイトン・リストなどが出演する。

『REIGN/クイーン・メアリー』
スコットランド女王メアリーの若き日を描いた大河ドラマ。15歳のときにフランス王太子フランソワと結婚した彼女が、フランス宮廷を生き残っていく姿をスキャンダラスに描く。メアリー役を新人のアデレイド・ケイン、フランソワ役を『ミスター・ノーバディ』のトビー・レグボが演じる。

・『Star-Crossed』(パイロット時は『Oxygen』)
8人の仲間と共に地球に降り立ったエイリアンの少年が、郊外の高校に通ううち、地球の少女と恋に落ちる。『グッド・ワイフ』のメレディス・エヴリルと、映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のジョシュ・アッペルバウムが製作総指揮・脚本に名を連ねている。

『The 100/ハンドレッド』
核戦争により文明が滅びた97年後の世界で、地球に再び住むことが可能なのかどうか調べるために、100人の不良少年・少女が宇宙船で送りこまれる。出演は、『グレイズ・アナトミー』のイザイア・ワシントン、『LOST』のヘンリー・イアン・キュージックなど。『ヴァンパイア・ダイアリーズ』『ゴシップガール』『プリティ・リトル・ライアーズ』などを手がけたレスリー・モーゲンスタインが製作総指揮を務める。

また、すでにお伝えしたように、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のスピンオフとして、ニューオーリンズを舞台にすえた『The Originals』もシリーズ製作が決まっている。

一方、300年後の未来を舞台に、労働階級の若い女性が女王の座をねらう競争に参加する『The Selection』は、パイロットが2本作られたにもかかわらず、シリーズ化は見送られたようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『The Tomorrow People』のペイトン・リスト(c)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net