8月30日(金)の日本公開が待ち遠しい映画『マン・オブ・スティール』のワールド・プレミアが6月10日(月)19:00(現地時間)から、ニューヨークで開催され、キャストやスタッフの豪華な顔ぶれがレッド・カーペットに登場した。
全世界が最も愛し、待ち望んでいたヒーロー降臨の舞台に選ばれたのは、スーパーマンゆかりの地でもあるニューヨーク。ニューヨーク映画祭の会場でもあるリンカーン・センター内のアリス・タリー・ホールで、1000名の観客に向けての初披露となった。あいにくの雨空だったが、70台のTVカメラと150台のスチールカメラを含め、世界中から220媒体の報道陣が集まり、『マン・オブ・スティール』の注目度の高さを感じさせた。
雨のテント越しに観客が見守る中、新スーパーマンを演じたヘンリー・カビル、ヒロインのロイス・レーン役のエイミー・アダムス、クリプトン星の産みの親を演じたラッセル・クロウとアイエレット・ゾラー、地球での育ての親を演じたケビン・コスナー、敵役ゾッド将軍を演じたマイケル・シャノン、レーンの上司を演じたローレンス・フィッシュバーンらが続々登場。加えて、監督のザック・スナイダーなど豪華キャスト&スタッフがレッド・カーペットに次々と姿をあらわすと、会場は熱気に包まれた。
すべてのヒーローの原点ともいえるスーパーマン。その最新作ということでファンの期待も高い本作だが、ファンの一人でもあるスナイダー監督も大満足の出来のようで、「日本の皆さんには、是非スーパーマンの心とパワーを見てもらいたい。今まで見たことのないスーパーパワーを見せるからね」と作品への自信をのぞかせた。
初の英国人スーパーマンとしてのプレッシャーに打ち勝ち、見事に演じきったヘンリーも「是非日本で『マン・オブ・スティール』が成功してほしいし、そのつもりでいるよ」とコメント。話題が世界遺産に登録される予定の富士山に及び、スーパーマンが富士山を登るとしたら飛んで行くのか? と聞かれると「スーパーマンは誰かを助けに行くんじゃなかったら、多分一歩一歩を楽しむために歩くと思う。でも、誰かを助けに行くときだったら、一刻でも早く行くために飛ぶと思うよ」と、まさにクラーク・ケント=スーパーマンらしく回答した。
6月14日の全米公開では、すでに今夏の全米興行を制する勢いが予想されている本作。日本で公開される日が待ち遠しい! 『マン・オブ・スティール』8月30日(金)から新宿ピカデリー他にて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:ワールド・プレミアの『マン・オブ・スティール』(左から)ザック・スナイダー、ヘンリー・カビル、ケビン・コスナー
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