米国にて9月にシーズン11放送開始の『NCIS ネイビー犯罪捜査班』から、ジヴァ・ダヴィード役のコート・デ・パブロが降板することが正式発表された。
シーズン11撮影開始まであと1週間と迫った現在、『NCIS』レギュラー俳優の中で唯一シーズン11出演の契約更新が進展せず、その去就が注目されていたコートだが、この度降板が決定した。
ケイトリン"ケイト"トッドを演じていたサーシャ・アレクサンダーがシーズン2で降板後、コートは新しい女性メンバーのジヴァ役としてシーズン3に初登場して以来、8年間レギュラーとして活躍してきた。
コートは「『NCIS』そしてジヴァ・ダヴィードと一緒に過ごした8年間は、とてもすばらしい年月だった。共演者のマーク・ハーモン(ギブス役)、マイケル・ウェザリー(トニー役)、デヴィッド・マッカラム(ダッキー役)、ロッキー・キャロル(ヴァンス局長役)、ポーリー・ペレット(アビー役)、ブライアン・ディーツェン(ジミー役)、ショーン・マーレイ(マクギー役)、製作総指揮者ゲイリー・グラスバーグはじめ『NCIS』関係者全員そしてCBS放送局に多大なる尊敬の念と愛情で胸がいっぱいだわ。"ジヴァ出演の最終章"の撮影を楽しみにしている」とコメントした。
この件について、米CBSは「CBS TVはコート本人の意思による降板決定を尊重する。『NCIS』チームにとってコートはとても重要な存在で、彼女が8年間演じたジヴァは、かけがえのない大切な人物だ。長年応援し続けてくれる『NCIS』ファンが納得するようなジヴァ出演のラストエピソードを製作者と練っていくつもりだ」と声明を発表した。
レギュラーとして降板するコートがシーズン11のエピソードに何回出演するかは未だ発表されていないが、"ジヴァ登場のストーリー完結"を含む『NCIS』シーズン11プレミアは米国にて9月24日放送である。(海外ドラマNAVI)
Photo:コート・デ・パブロ(c)Megumi Torii/www.HollywoodNewsWire.net