「僕はとても美味しいね!」 ベネディクト・カンバーバッチがモグモグコメント! 『スター・トレック イントゥ・ダークネス』特別試写会

シリーズ待望の最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の8月公開に先駆け、ベネディクト・カンバーバッチが来日し、7月16日(火)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われた特別試写会の舞台挨拶に出席した。

本作は、謎の男ジョン・ハリソン(カンバーバッチ)の襲撃によって、カーク(クリス・パイン)やスポック(ザッカリー・クイント)の上司が命を落とし、カークらはエンタープライズ号で調査を開始する。しかし、ハリソンは地球人と敵対しているクリンゴン人の惑星に潜伏......。暗黒宇宙を舞台に、クルーの絆が試されるスリリングな展開だ。

本作で"世紀の悪役"を見事に演じ切ったカンバーバッチは、舞台挨拶で「役者としてこれ以上ないぐらい素晴らしい経験ができた。皆さんを待たせたかいがある作品に仕上がっています」と本作をPRした。

続いて、才色兼備の美女ウフーラの日本語吹替版の声優を務めた栗山千明が登壇。栗山から「素敵な声を保つ秘訣は?」と質問されたカンバーバッチは、「君はこんなに(声が)低くならなくてもいいと思うけどね(笑)」とユーモアを交えながら、「声変わりが遅く、女性の役も含めてたくさんの役を演じてきたことと、素晴らしい演劇の先生の指導のおかげで今の声があります」と語った。

このイベントではサプライズも! 今月19日に37歳の誕生日を迎えるカンバーバッチに観客全員から「ハッピー・バースデー」の歌のプレゼントが贈られたのだ。そして、お笑いコンビ・ココリコの田中直樹がスポックのコスプレ姿で "エンタープライズ号"型のケーキを持って登場。

大感激のカンバーバッチは、ケーキに乗ったジョン・ハリソンのミニチュアが食べられることを知ると、その場で試食。「僕はとても美味しいね!」とモグモグさせながらコメント。その後もなかなか口の中のジョンが無くならず、それでも話を続けようとするので、観客が大笑いになる一幕も。この日、観客も自前のカメラで撮影してもOKという特別許可が下りたこともあり、最初から最後まで大興奮のイベントとなったようだ。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月16日(金)、17日(土)、18日(日)にお盆先行公開が決定。そして8月23日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:(左から)栗山千明、ベネディクト・カンバーバッチ、ココリコ 田中直樹