J・J・エイブラムスがHBOに用意した新作は、70年代カルトSF映画のリメイク!

『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット』のコンビ、J・J・エイブラムスとジョナサン・ノーランが、新しいプロジェクトを発表。この新作パイロットを米HBOがオーダーしたと米EWが報じた。人気コンビが手がけるのは、1973年、SF小説作家マイケル・クライトンが初めて監督した異色SF映画『ウエストワールド』のリメイクだという。

舞台は大砂漠の中に造られた広大なレジャーランド"デロス"。そこはアメリカ西部開拓時代、中世ヨーロッパの世界、帝政ローマの世界という三つのエリアがあり、それぞれガンマン、中世騎士、ローマ兵になりきって楽しめるバーチャル・レジャーランドだ。人間のそっくりのロボットと戦って遊ぶ遊園地で、人間はロボットを殺せるが、ロボットは絶対に人間に危害を加えられない設定になっている。しかし、ある日、決して客を傷つけないはずのロボットが、ひょんなことから客を傷つけてしまい...。

ユル・ブリンナーがロボット・ガンマンを演じ、カルト的な人気を誇った異色作をエイブラムスとノーランが、新しく現代によみがえらせる。

ロボット、バーチャルワールトはエイブラムスの得意分野。しかも『ダークナイト』の売れっ子脚本家であるジョナサン・ノーランが手がけるというから楽しみだ。またパイロット版の監督もノーランが務めるという。(海外ドラマNAVI)

Photo:(左から)J・J・エイブラムス、ジョナサン・ノーラン
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