1995年にダスティン・ホフマンが主演して大ヒットを収めた映画『アウトブレイク』がTVシリーズ化へ向けて動き始めた。本作のパイロット版製作を米NBCがオーダーしたという。
『アウトブレイク』は、アフリカで発生した未知のウィルスがアメリカへ広がり、人々を脅威へ陥れるパニック映画だ。ダスティン・ホフマンの他にも、モーガン・フリーマンやケヴィン・スペイシー、ドナルド・サザーランドが出演し、約1億9000万ドルもの興行収入をたたき出した。
米Deadlineによると、このパイロット版の脚本は、『ER 緊急救命室』の製作を担ったジョン・ウェルズとジャック・オーマンがタッグを組んで共同執筆するそうだ。また、映画版で監督を務めたウォルフガング・ペーターゼンとプロデューサーのゲイル・カッツもTV版の製作に参加することが見込まれている。
なお、NBCでは、この他にも1968年のホラー映画『ローズマリーの赤ちゃん』のリメイク版と、『ARROW/アロー』 のクリエイターであるグレッグ・バーランティが手がける未来の刑務所を舞台にしたドラマ、人間社会で生きる人魚を描いたシットコムのパイロット版製作を決定済みだ。（海外ドラマNAVI）
Photo：ダスティン・ホフマン
